大切な人を亡くしたときに読む本 | ほめ方の伝道師・谷口祥子

ほめ方の伝道師・谷口祥子

20代に対人恐怖症に陥った経験がありましたが35歳でコーチングに出会ったことで、人間関係が激変。<承認すること>が人間関係を豊かにし、仕事や人生を大きく飛躍させると気付いたことから「ほめ方の伝道師」として活動しています。

一緒にNLPを学んだ大切な友人、まっきー☆☆こと松﨑光紀さんが、
「大切な人を亡くしたときに読む本」を出版されました。



macky



まっきーさんは最愛の奥さんを、12年前に白血病で亡くされました。
まだ成人前の娘さんを二人のこして・・・。奥さんはその時43歳、松﨑さんは44歳。。


学生時代に熱愛の末、結婚。以来、奥さんを愛してやまなかったまっきーさんは、なかなかそのショックから立ち直れませんでした。


16年間の闘病生活を支えたまっきーさんでしたが、「彼女の体調を気遣って、仕事量を減らすように言ったりしたけど、好きなようにさせてあげればよかったんじゃないか?」などと、自分を責めました。


彼女の死を受け入れられず、喪失感が埋まらない。人生を楽しむ気にもなれない。


そんな状態から、心療内科に行ったり、コーチングやNLPを学んだり、海外のセミナーに参加するなど、さまざまな行動を通して奥さんの死を乗り越えてこられたまっきーさんが


自分と同じように、大切な人を亡くして苦しんでいる方のために心をつくして書かれた本が
この「大切な人を亡くしたときに読む本」なのです。


この本の中で彼は、自分が試してきた、ありとあらゆる方法を分かち合ってくれています。


彼の体験談は、同じ境遇にある方を大きく力づけてくれ、救ってくれるに違いありません。


そして私が一番この本を読んで強く思ったのは「愛するってなんて素晴らしいことなんだろう!」ということです。


愛していなければ、こんなに苦しむことはありません。


じゃあ、苦しみたくないなら、愛さない方がラクなのか?


いや、愛のない人生なんて、あまりにも無味乾燥です。


たとえ傷ついたり、つらい思いをすることがあっても人を愛するというのは、とても素敵なこと。


愛されるのもしあわせなことですが、「愛する」ことは、私たちの人生をより豊かで満ち足りたものにしてくれます。


愛する人のためなら、手ごわい相手とも闘えたり、大きなプレッシャーでも乗り越えられたり・・・あなたにもそんなご経験ありませんか?


人を愛することで、私たちは自分と向き合い、強くなり、人間的に成長するのではないでしょうか。


まっきーさん、とても大切なことに気づかせてくれて、本当にありがとうございます。



そして中には、大切な人を亡くされてショックのあまりに日常生活もままならない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。


哀しみや自責の念など、いろいろな感情が交錯して、気持ちの整理がつかず、なかなか現実と向き合えない・・・


私が提供している「ブレーキ解除セラピー」ではそんな気持ちに整理をつけ、前を向いて進めるようになる「大切な方とのお別れのセラピー」も体験していただけます。


どんな方法を試しても、何年も、気持ちの整理ができなかったという方、現在つらい思いを抱えている方は、どうぞお気軽にご相談ください。


・・・天国にいる奥さんは、こんなにも自分のことを愛してくれている人がいたということをあらためて知って、きっとしあわせを感じているに違いありません。


そしてまっきーさんが、誰に遠慮することもなく、しあわせに生きていくことを願って
今日も温かく見守ってくれていることでしょう。


「大切な人を亡くしてつらい思いをしている方の役に立ちたい」というまっきーさんの思いが、必要としている方の元に届くことを心より願っています。