ロンドンの調査会社Henley&Partnersが、発表したらしい(2023)。

 

          百万ドル、1億ドル、10億ドル

        (1.5億円)、(150億円)、(1,500億円)

1.ニューヨーク   34万人、732人、59人

2.東京       30万人、263人、12人

3.サンフランシスコ 28万人、623人、62人

4.ロンドン     27万人、406人、38人

5.シカゴ      25万人、336人、26人

6.ロスアンジェルス 19万人、393人、34人

7.シカゴ      16万人、340人、28人

8.ヒューストン   13万人、314人、25人

9.北京       13万人、363人、44人

10.上海      13万人、350人、42人  

 

個人の資産、負債がどのように把握できるのか、不思議だけど、、、

 

実際、フォービス発表(2023)の1,500億円超の富裕層は、

日本に44人で、上記12人とは、かけ離れている、、、

 

日本一の資産家を見てみよう。

ファーストリテイリング社長の柳井正氏で、

フォービスによれば、資産4兆9700億円。

 

きょうの株価終値ベースで、ファーストリテイリングは、時価14兆円。

 

四季報によれば、株主持ち分は、

 

 柳井正18.7%

 テイテイワイ・マネージメント5.0%

 柳井一海4.5%

 柳井康治4.5%

 

一族の持ち分は、32.7%となるので、自社株の金融資産だけで、4.6兆円、、、

これに、預金などの金融資産、負債を合算して、

フォービス発表の4兆9700億円になるというのだろう、、、

 

ついでに、毎年の配当金は、予想配当利回り0.75%で計算すると、343億円、、、

 

柳井氏ほどでなくても、150億円超の金融資産は、

創業、株式上場で手に入ることが少なくない。

僕の職場で一緒だった人達にも、何人かいて、

持ち株の資産、配当金が簡単に計算できてしまう。

 

今回の発表で、意外だったのは、東京が第二位だったこと、、、

これまで、日本は、デフレで、失われた20年、30年と言われ続けて、

今や、裕福な外人が日本を買いたたいているというイメージだった、、、

 

けれど、金融資産ベースでは、日本もそれほどは負けていない、、、

 

「気」をしっかり持つことが、大切と思った次第だ。