八代市坂元町百済来下に所在する市指定有形文化財の

百済来(くだらぎ)地蔵堂です。

 

 八代市HPによると、本堂、仏像3、梵鐘1、鍔口2、古位牌1、日羅公墓、宝篋印陀羅尼塔1、板碑1、五輪塔群などがまとめて指定されています。
 本尊延命地蔵菩薩は、第30代敏達天皇元年(572)日羅が、百済国より父の葦北国造阿利斯登に贈ったものと伝えられる古い仏像です。
 宝亀元年(770)に八代郡司檜前中納言政丸により、日羅の後裔加津羅家に伝えられていた仏像(現本尊)を日羅の墓印として、地蔵堂を建立したのが始まりと伝えられています。その後本堂は、再建を繰り返しながら今日に至っています。

 

 

 

 

 

 

日羅の墓と言われるものです。

 

 

宝篋印塔です。

※写真は2018年12月撮影