熊本市中央区内坪井町に所在する市指定史跡の
夏目漱石内坪井旧居跡です。
熊本中央高校の東隣に所在します。
熊本市HPによると、夏目漱石の旧跡は松山・熊本・東京の3ヶ所で、その中で当時の旧居が残っているのは熊本だけです。熊本在住中の漱石の住居は6ヶ所ありましたが、現在は3ヶ所を残すだけです。漱石がここに住んだのは、明治31年7・8月の頃から1年8か月間で、熊本での5番目の家でした。馬小屋に続く馬丁部屋もあり、庭園も昔の面影を残しています。長女筆子の産湯の井戸もあり、後の作品「二百十日」の素材となった阿蘇行もこの家から出発しました。
洋館部分は漱石が住んでいた時にはなく、後から増築されたそうです。
長女筆子の産湯の井戸です。
馬丁小屋です。
※写真は2023年2月撮影












