長洲町長洲に所在する町指定有形文化財の
海難碑です。
長洲町の海岸沿いに所在します。
説明板によると、この碑は、明治26年10月14日の海難の慰霊碑です。当時の長洲町は漁業が盛んで、明治26年の10月12日に漬けアミが大漁だったことから、翌13日に多くの船が出漁しました(190艘、380名余り)。しかし、操業中の14日午前1時ごろから風が急に強まり暴風雨となりました。ほとんどの船は沈没し、助かったのは50名ほどだったそうです。この悲しい出来事を後世に伝えるためと、死者の冥福を祈るために建てられたのがこの海難碑です。
※写真は2020年4月撮影



