宇城市不知火町長崎に所在する県指定史跡の

国越(くにごし)古墳です。

 

 八代海を望む宇土半島南部の高台に所在します。

 説明板によると、全長62.5mの前方後円墳で、6世紀中頃の古墳です。

 昭和41年の発掘調査の際に、3面の鏡、勾玉、耳環のほか、刀や馬具等が出土しています。また、墳丘からは埴輪も出土しています。主体部は横穴式石室で、玄室奥の石棺の周りには線刻があり、赤・青・緑・白の4色で塗り分けられています。

 

西側(前方部側)から。右側が八代海です。

 

後円部。

 

かなり削られていますが前方部です。

 

石室入口です。

 

 

閉塞石には把手のような造作があります。

 

 

後円部。

 

前方部。

 

前方部→後円部。

 

※写真は2020年12月撮影