みじかいストーリー
書いてみた
『献血』
献血を呼び掛けても、協力してくれる人は極少数・・・
それも、ほとんどが同じ人だ。
これでは近い将来輸血が出来なくなるだろう。
そこで国は、秘密裏にAI搭載の「蚊」を作った。
人間に気付かれないようにそっと血を吸い、
各所に点在する拠点に戻って、
それぞれに分けられたBOXに血を入れる。
「蚊」は、
A 、B 、O、 AB、+、ー、輸血に適さない血液、
を正確に識別することが出来るのだ。
そこでみんなが疑問に思う事は、
一回の量がそんなにわずかじゃ、
輸血する量を集めるには何日もかかってしまうのでは?
そして鮮度は?
もちろんそれは大丈夫。
人工の「蚊」は、生きている「蚊」の数倍血を吸い、
ステルス機能があるので見つかりづらく、
血を吸った後に痒くなることもない。
大量に飛んでいるのであっという間に集まるのだ。
そして、一度吸った人間のデータは蓄積されるので、
例えば「A型」の血が足りなくなったら、
「A型」の血液の人間へ採取しに行くので、とても効率的なのである。
国民がこのことを知ったら、
はたしてどう思い、
どうするだろうか、、、、、
献血したことある?
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