みじかいストーリー 

 書いてみた 

 

 

『ピーター・パン』

 

 

「今日は”ピーター・パン”にしようかしら。

 

大人になりたくなかった少年のお話しよ」

 

 

「うん!」

 

 

 

 

 

「ピーター・パンは、決して大人にならないと決めた男の子なの。

遠いネバーランドに住んでいるのよ」

 

お姉さんのウェンディーが、弟のジョン、マイケルに

ピーター・パンのすばらしい冒険物語を話して聞かせるのでした。

 

 

 

三人とも本当にピーター・パンがいると信じていました。

 

だからピーター・パンは、小さな妖精ティンカー・ベルと、

よく子供部屋の窓の外に隠れて物語を聞いていました。

 

 

 

ある日ウェンディーは、悲しそうに弟たちにこう言いました。

 

「残念だけど、子供部屋にいられるのも今夜が最後なの…

お父さんもお母さんんも、私がもう大人になったって言うの…」

 

 

 

それを窓の外で聞いていたピーター・パンは、子供部屋に飛び込みました。

 

「ウェンディー おいでよ!ネバーランドに連れていってあげるよ!

そこは大人になんかならなくていいんだ!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「なんでピーター・パンは大人になりたくなかったの?」

 

 

「いつまでも冒険したかったから、、かな」

 

 

 

 

「大人になったら冒険できないの?」

 

 

「大人になったっていくらでも冒険はできるのよ。

 

ただ多くの人は夢を見ることをあきらめてしまうの」

 

 

 

 

「なんで~~~?

 

ミクは絶対!絶対!ネバーランドに行く!

 

 

ピーター・パンに会って、大人になったって冒険できるよ!って教えてあげる!」

 

 

 

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