僕は彼女を呼び出した。
思いきって彼女に告白するために。
「ぼ、僕と付き合ってもらえませんか?」
彼女はとても困っている様子だった。
「あの・・・・申し訳ないんですが・・・」
(あ~やっぱり断られるのか・・・・)
ポトッ
(えっ?・・・・・なんだ?)
頭の上をさわると、
なんと、なんと、鳥のフンが落ちてきたじゃないか!
なんてこった!
こんな大事な時に僕はなんてついてないんだ!
彼女はその様子を見て、
すぐにポケットティッシュを取り出して取ってくれたり、
ハンカチを渡してくれた。
「ありがとう・・・なんか、ごめんね」
「ハンカチ洗って返すね・・・・・・今日はわざわざ来てくれてありがとう・・・・じゃあ・・・・」
「ハンカチはいいんです、あの・・・・・・・OKです」
「え?」
「あの・・・・ご返事は・・・OKです」
「えっっ!?」
「ぼ、僕と付き合ってもらえるんですか!?」
彼女はコクリと頷いた。
なんてこった!なんてこった!
僕はなんて運がいいんだ!!
