ヨコ美クリニック院長今川の学会報告/旅行記

25年以上の実績を持つ植毛・自毛植毛専門のヨコ美クリニックの今川院長が、海外の学会報告や旅行記を紹介していきます


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 来年5月に北京で合同開催される『第6回アジア毛髪外科学会』(AAHRS)と『第3回中国毛髪外科学会』(CAHRS)の打ち合わせと下見を兼ね、10月20日〜22日まで北京に行ってきました。ちなみに私はアジア毛髪外科学会の会長、中国毛髪外科学会の会長はJ先生(杭州人民病院形成外科部長・女性医)です。

 

 金曜日(20日)の朝9時に成田を経ち、12時前に北京に到着。開催中の中国共産党大会のためか入国審査にかなり手間取って、外に出ると上海のW先生が迎えに来ていました。

 さっそくワゴン車に乗り込み、「さあ出発」とその時、何気なく後ろを振り向くと、私のスーツケースが歩道に取り残されているではありませんか。慌ててドライバーさんに頼んで荷物を積み込みましたが、もし、私が気づかなかったらどうなってたかと思うと冷や汗ものですね。海外ではいつも車の乗り降りの際には振り返って忘れ物をチェックです!

 

◆三源里菜市場で大きな松茸とトリュフをゲット

 

 ホテルは「V-CONTINENT」という5つ星ホテル。近くには鳥の巣(五輪スタジアム)や学会の会場となる「北京国家会議センター」(国際会議場)があります。

 

 部屋で荷物をほどき着替えを済ませてから、ロビーで待ち合わせていたJ先生、W先生と台湾の友人の植毛医D・Wと一緒に、1階の中華料理店でランチ。

 その後、夕方の会合までの時間を利用して買い物に出かけました。出発前に季節柄松茸がいいかなと思い、インターネットで検索すると、「三源里菜市場」がトップでヒット。D・Wが付き合ってくれると言うので、一緒にでかけました。

 

 三源里菜市場はアーケードになっていて、通路の両側には魚、肉、お茶、野菜や日用雑貨などの店舗が所狭しと軒を連ねています。キノコの専門店は3店舗ほどで、一番奥の店が安いと聞いていたので、そこを目指してぶらぶら。店に着いて、まず目に入ったのが超ビックサイズの松茸です。傘が開いてなくてこれほど大きな松茸を見たのは、おそらく初めてでしょうね。

 値段は700人民元とちょっと高めでしたが、以前に杭州へ訪ねた際に換金した人民元が残っていたので、そのお金で松茸をまとめて買いました。店先には他にも様々なキノコが並んでいましたが、その中に茶色の丸いトリュフらしきものを発見。しかも、驚くほど値段が安かったので、シャレのつもりで小さなじゃがいも大のものを3つと、ついでに他の店で中国茶を買いました。

 帰国して、さっそくそのキノコを食べましたが、匂いはともかく味は間違いなくトリュフでしたよ(笑)。

 

◆夜遅くまで熱心に学会の打ち合わせ

 

 ホテルに戻り一息ついていると、W先生から「D・Pが着いたので、そちらの部屋に行きます」という連絡が。私の部屋は広くてダブルベッドなので、「まさかD・Pと同じベッドに!?」と、一瞬ためらいましたが、私の聞き間違いで、同じ階の別の部屋だということが分かり、ホッとしました(笑)。

 

 夕方からは17階のラウンジで、私も含め5名の医師と5月の学会の運営スタッフ20人ぐらいが集まって夕食会。その後、場所を移して学会の打ち合わせです。費用のことやプログラムの内容、参加者への対応、そのほか細々したことを決めたり、それぞれの立場で熱心に意見交換をして、会合は夜遅くまで続きました。

 

 翌土曜日は8時から和、洋、中のビュッフェスタイルの朝食。味噌汁の味が日本と変わらないのがうれしかったですね。

 食後はD・Pの提案で隣の「コンチネンタルグランドホテル」(4つ星)を見に行きました。V-CONTINENTより少し格が落ちるといわれているものの、ほとんど遜色はありません。D・Pは節約のために「今日はここに泊まる」と言いましたが、あと1泊だけなのでその件はパス。

 ただ、ホテルの人に話を聞くと、たしかに料金は安いのです。5月の学会には、有名な先生を10人以上招待するので、その費用もバカになりません。そんなこともあり、皆で話し合った結果、期間中の宿泊はこのホテルにすることに決定しました。

 続いて学会のメイン会場となる北京国家会議センターを下見。講演を行う会議室やその他の施設を見て回り、ある程度、本番をイメージすることができ一安心です。

 

◆美容外科の総合病院で熱烈歓迎!

 

 午後からは、学会の最終日にワークショップ (植毛のライブサージェリー)が行われる予定の美容外科の総合病院(美容外科チェーンの本院)へ。入り口で花束を渡されるなど、熱烈な歓迎を受けました。

 

 

 院内には以前、何度かお会いしたことのある中国形成外科の2大ドンと言われる曹教授と郭教授の姿も。この病院の院長と懇意にしているようで、運営に携わっているのかもしれませんね。

 セレモニーの後、院長に案内されて6階建(延床面積6,000平米)の病院の中を見学。オペ室が6つ(植毛専門は2部屋)に入院施設、200人ほどが収容できる講堂まであり。最新の治療設備も完備しています。

 

 

 この病院にはユニークなサービスもあります。受付のカウンターの上に作り物の金の卵が置いてあり、訪れた人が一つを選んで金づちで割ると、中から景品が書かれた紙が出てくるというものです。とても共産主義の国とは思えないサービスですよね。試しに私もやらせてもらいましたが、何が当たったかはヒミツです(笑)。

 

 

 5月の学会には700人(中国人が500人?)以上の参加者が予想されます。いくら大きな病院とはいえ、オペ室には入りきれないし、講堂に収容できるのはせいぜい200人ぐらいです。

 すると郭教授からこんな提案が。病院の向かい側にある私設の会議場なら通常より安い料金で交渉できるというのです。その会議場は人数に応じて、パーテーションで広さも自由に変えられるので、病院のオペ室(4ヶ所)から無線で飛ばせば、オペの様子を生中継で観ることができるのです。

 ワークショップを学会と別料金にすれば、ある程度、費用もまかなえられそうなので、話し合いの結果、郭教授の提案を受け入れることになりました。

 

 その後の昼食会は、両教授を交えて豪華な中華料理を食べながら和やかな雰囲気で談笑しました。別れ際に曹教授が、私の肩を軽くポンと叩いて「では、頼むよ」と。まさにゴットファーザーのような貫禄です(笑)。

 

◆ 風情ある胡同の路地裏をぶらぶら

 

 病院の見学が終わった後、院長に「胡同」(ふーとん)に連れて行っていただきました。旧市街にある細い路地と、古い煉瓦造りの家並みが点在する場所。急激な近代化の進む北京にも、まだこんな路地が存在してるんですね。

 

 風情のある街並みを眺めながら路地裏を散策し、1ヶ所だけ入場料を払って入ったのが「恭王府」(きょうおうふ)です。ここは清の時代の和珅という官僚が暮らしていた大邸宅。注目したのが広大な敷地に建つ200メートルにもおよぶ長い壁の建物。かつてはその2階に、和珅が手に入れた財宝が満載されていたそうです。聞くところによると彼は皇族にしか許されない緑色の屋根瓦を建物に使ったのがバレて死をたまわったとのことでした。

 

 さらに胡同をぶらぶらしていると、J先生から、7時に北京ダックで有名な「全聚徳」というお店を予約したとの連絡が入りました。外はだいぶ冷え込んできたので、早めにお店に行き、軽くお酒を飲みながら待っていると、6時ぐらいにJ先生はやってきました。

 日本では一般的に北京ダックというと、皮だけを食べますが、この店では丸焼きにした北京ダックを目の前でさばいてもらい、肉も皮と一緒に食べるというのが定番のスタイルです。個人的には日本式の方がおいしいと思いましたが、台湾のD・WもタイのD・Pもこの点は私と同意見でした。マジックや京劇などのショーを観ながら料理を堪能しました。

 

◆ワンフーチンは洋服の値段が安い!

 

 帰国の日は朝早くにチェックアウトを済ませ、荷物を預けてワンフーチン(北京一の繁華街)へ。

 街を歩いていて気づいたのは、道路にチリ一つ落ちていないこと。治安も悪くなさそうです。全体に物価は安くありませんが、着る物が安いのには驚きました。ウールの背広が5,000円ぐらい、私はジョルダーノ(香港ブランド)のベルベットの背広を15,000円でゲットしました。バーゲン価格じゃありませんよ。同じものが、この間のパリでは3倍ぐらいの値段でした。最近は品物のクオリティも高くなって、中国製品もあなどれませんね。

 その後、ホテルで荷物を受け取り空港へ。4時半のフライトまで少し時間があったので、D・P、D・Wと空港内のレストランで食事をしました。唐辛子と山椒で松茸を炒めた料理は全体に真っ赤。もう一品の松茸とビーフの炒め物は、松茸の風味は多少残っていましたが、少し残念な松茸料理でした。

 食事の合間にJALのカウンターに行きフライトスケジュールを確認すると、台風の影響で大阪行きは全便欠航。でも、成田便は出発すると聞いて一安心。とはいえ、搭乗手続きにかなり時間がかりそうなので、私は先に店を出て、出発ロビーに向かいました。

 

 帰国便はほぼ定刻に北京を出発。しばらくすると「7時20分頃から揺れます。」という機内アナウンス。少し寝ておこうと目を閉じるとガタガタと揺れ出し、日本に近づくにつれて揺れはどんどん大きくなり、寝るどころではなく、着地するまで生きた心地がしませんでした(笑)。

 

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