ヨコ美クリニック院長今川の学会報告/旅行記

25年以上の実績を持つ植毛・自毛植毛専門のヨコ美クリニックの今川院長が、海外の学会報告や旅行記を紹介していきます


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10月1日〜10月7日 までパリはプライベート、プラハでは『第25回国際毛髪外科学会(ISHRS)』に出席のため休診しました。

3月のバンコクの第5回アジア毛髪外科学会(AAHRS)で、来年5月に北京で開かれる第6回アジア毛髪外科学会 の会長に任命され、その学会をPRするためにもISHRSの参加は必要と判断しました。

1日の日曜日のエアフランス午前便を利用すると同日の夕方にはパリに到着。

 今回は食レポを中心にお届します。

 

【パリ編】

1980年代まで美容形成全般にたずさわっていた関係もあって、毎年フランス美容外科学会に出席していましたし、パリ16区のミュエットの病院で何度か手術を見学させていただいたこともありました。乳房やシワとりはDr.ボルドー、脂肪吸引はDr.フルニエから指導を受けて当地は勝手知ったる土地ですが、今回は独身時代の一人旅を再現しようと、ラグジュアリーホテルではなくオペラ座の近くの「サンペテルスブール」というプチホテルを予約。市内までのアクセスは、空港と市内オペラ座前を結ぶロワシーバス(いわゆるリムジンバス)を利用しました。チケットを購入するときには自動販売機でクレジットカード( 絶対つかわないこと!)で、領収書だけ出てチケットが出てこなくて、しかたなく現金で買うはめになりました。窓口に訴えてもそれは前の人の領収書だからno problem、口座引き落としはないからと、とりあってもらえません。しかし後日やはり心配した通りがっちり、通帳から12ユーロが2回分引かれていました。なんと!フランスらしいですね。

 

◆おいしい料理と良い出会い

 

 ホテルは部屋もキレイで一人旅には十分な広さ。荷をほどいてすぐに、ホテルから歩いて近いサン・ラザール駅の構内一階にある「LAZARE」というお店に夕食にでかけました。事前のチェックではなんでも、有名三つ星レストランのシェフが開いたお店だそうで、ホテルのフロントのおばさんも「ラザールがいいわよ。」と太鼓判を押してくれました。

 店内はほぼ満席でしたが、運よく一つだけ空いていたカウンター席に案内されました。季節柄ジビエ料理(野生の鳥獣)が気になっていたのですが、出発前のネット検索ではジビエは10月末からとのことでまだ時期が早そうだし、イカのフリットとムール貝、それとロワール地方の白ワインサンセールを注文。

 食事をしながら、ふと目に入ったのが隣の一人客のフランス人らしき男性がおいしそうに食べていた料理。挨拶をすると相手もニコッとしたので、とっさに「失礼ですが、それはなに?」と尋ねると、「山鳩とフォアグラソースで炒めたものですよ。」と、愛想よく答えてくれました。それをきっかけにすっかり打ち解けて、帰りがけには、「オススメのお店を4~5か所教えてあげますよ。」と言って、メモと自分の名刺まで渡してくれました。なんと彼はパリ左岸のマリオットホテルのコンシェルジュ。どおりで英語が流暢で、お店のこともよく知っているわけですね。

 時差ボケもあって少々眠くなった私は、彼にお礼を言って店を出ましたが、外はホテルを出るときには降っていなかった雨。びしゅぬれになりながら小走りで帰室しました。

 

◆30年来の馴染みのお店が閉店

 

翌月曜日はホテルの朝食の後メトロでサンジェルマンに。

 毎年のように訪れていたパリには馴染みのお店も多く、中でも30年ほど前から通っているのが、オデオン近くにあるピエール・サマリーという質の良い英国製を扱った小さなセレクトショップ。オーナーはいつも支払いのときにデタックス(付加価値税払い戻し)の用紙を私に渡して、「払い戻しは次にきた時でいいでしょ?」と言うのです。翌年行くと現金で戻してくれる。その時に買い物をすると、同じことを言う。そんなやり取りがずっと続いていたお店が閉店していたのです。大好きなお店だっただけに、とてもさびしく思いました。

ランチは前日のコンシェルジュさんが教えてくれたエッフェル塔真下にある「AU BON ACCUEIL」という名のお店へ。コース料理から注文。前菜野鴨のカルパッチョのコリコリは初めての食感、メインの子牛の牛タンの煮込みも柔らかく、これほどおいしい牛タンを食べたのは初めてでした。お店のスタッフもサービスも完全で大満足です。

 

 

 

食後はホテルの近くのデパートプランタンの裏のフナック(フランス最大のCD、DVDチェーン)に寄って、本とCDを購入。ブックコーナーにはアラーキー(荒木 経惟)の写真集が平積みになっていました。パリでも人気の写真家さんなのですね。

そうそう、当院に見学に来たことのある、日本が大好きなポーランドの若手植毛医A.Kにあって彼からフランスの植毛事情も聞きました。聞くところによると16区の形成外科クリニックから依頼を受けて、時々ポーランドからパリに出稼ぎに来るとのことです。彼にはプラハでの再会を約束をしてカフェで別れました。

 その後遅い夕食はLAZAREのカウンターへ。昨日の山鳩とフォアグラも気になりましたが、メニューを見ているうちに、野鴨のイチジク煮が食べたくなり、箒茸に似た森のキノコのバターソテーと合わせて注文。おいしい料理に赤ワインも進みました。

 

◆ミッテランが愛したレストランで食事

 

 火曜日の昼食には故ミッテラン元大統領がよく通っていたという「Le Duc」という格調高いレストランに出かけました。カウンター席でと考えたので開店直後に予約なしで入ったのですが、「どうぞこちらへ。」とカウンターではなく、二人がけの席に案内されたのです。次第に満席になっていって,他の客はきちっとした服装の人ばかりで、デニムのシャツにジャケットという格好の私はちょっと浮いていたかもしれませんね(苦笑)。

注文したのはブロンガキとラングスティーヌ(駿河湾のアカザエビとそっくりです)のソテー(スパイス風味)の2品とワインはシャブリ。お値段は少々高めですが、味と雰囲気で充分に価値はありました。

お店を出たあと、以前頂いたクッキーがおいしかったのを思い出し「メゾンド・トリュフ」で同じものをお土産に購入。この店はトリュフ入りの塩も人気だそうです。レストランをのぞいたら東洋人系の女性客だけなのには驚きました。たぶん全員がガイドブックを見て訪れた観光客なのでしょう。

パリで最後の夕食はガイドブックに載っていた、ヴァンドーム広場近くのレストランに行ったのですが、お客さんは中国と韓国からの観光客が多く、日本人はほとんどいません。隣の席の3人の中国人家族はとてもユニークで、分厚い眼鏡の天才少年(?)の小学生の男の子が流暢な英語で全部しきってオーダーし、両親は中国語以外一言もしゃべらないのにはびっくりしました。お勧めのエスカルゴとタルタルステーキを食べたのですが・・・。ガイドブックの情報を信じてはいけませんね。

 何はともあれ今回のパリ滞在は、A.K.と会ったこと以外予定を立てずにのんびり。フランス人の友達ができたり、おいしい食事にもありつけて、十分に満足しました。

 

 

【プラハ編】

 

 10月4日水曜日の午後便で、パリからプラハへ。

友人のD・P(タイの植毛医)から、市内に一軒家のアパートメントホテルを借りたので、そこで一緒に過ごそうと誘われました。彼は病院のスタッフ夫婦3人一緒でレンタカーでポーランドなどを巡り、学会の前日から宿泊するというのです。イビキの件もあり、ちょっとためらったのですが、北京の学会の打ち合わせもしたいので、同宿することを承諾。D・Pには「〇時ごろに着くから」と、何度もメールで念を押していました。

 

◆宿泊はプラハ郊外の一軒家

 

 空港からタクシーで40分ほどの静かな住宅街に建つ一軒家。さっそく入口の呼び鈴を鳴らすと、反応なし。しばらく待っても誰も出て来ません。人通りもなく大きなスーツケースを持ったまま途方に暮れてしまいました。道の反対側の少し離れたところに小さなお店が見えたので、スーツケースをガラガラ引いてそこまで行き、店の人にタクシーを呼んでもらえないかとお願いしても英語がまったく通じません。そうするうちに英語を話す男性客が現れすぐにタクシー会社に電話をかけて呼んでくれたのです。親切なおじさんに感謝!学会場に着くとD・Pの姿が。彼は「直接、学会場に来るようにとメールしたよ」と言うのですが、私はそのときすでにパリにいたので、行き違ったというわけですね(汗)。

夕刻の会議で、北京でのAAHRSのプレゼンをすることになっていたので、慌ただしくスーツケースから背広を取り出しトイレで着替えました。

なんとか無事にプレゼンを済ませ、ISHRS会長のパーティーに出席した後、P.Dとアパートに戻ったのは午後11時を回っていて、もうくたくたです。

 

 翌木曜日は朝6時起きで学会場に行き、昼まで発表をまじめに聞いたあと、学会の弁当はまずいにちがいないので、メトロで旧市街へ。ヴァーツラフ広場から歩いて市民会館の中の有名なチェコ料理の店でワインと軽めの昼食を取り、その足で地元のレコードシップでCDを買ったり、街をぶらぶら散策してから学会場に戻りましたが、迷路にはまって、方向音痴の私は“ここはどこ?”と何回地元の人に尋ねたかわかりません。以前家族と来たことがあるのに恥ずかしい話です。夕方はウエルカムパーティーに出席しましたがこの学会でも日本人医師の参加は自分も含めたった3人だけのようです。本当に日本人医師は内向きになってしまいました。

 

◆ジビエ料理を食べて大満足!

 

翌金曜日も朝早くから学会場へ。居合わせた長年の友人のM教授(韓国・テグ大学。彼の先代が日本でも有名な単一植毛法を発表したキム教授です。)を誘って、昼食を一緒に食べることになりました。調べておいたジビエ料理の店の場所をコンシェルジュに聞くと、旧市内に同様のお店があって、そちらの方が近いとのこと。M教授がスマホで場所を検索。途中でM教授の奥さんも合流して、ナビのおかげで迷わず目的のレストランに到着しました。

 

 

 

 

 私はキジと野鴨の料理、M夫妻はイノシシやシカ料理を食べ、シャンペンを飲みながら楽しく談笑しました。食後は腹ごなしに3人で街を散策。カレル橋、お城といった周辺の名所旧跡やアルフォンス・ミュシャ(アールヌーボーで有名な画家)の孫娘が経営する宝石店ものぞいてみました。この時期のプラハは肌寒く、ヒートテックの上にジャケットを羽織っていましたが、それでも寒いぐらいです。M夫婦が案内してくれた有名なビール醸造所でもおいしいビールで体が冷えてしまってホットワイン(温めた赤ワイン)で一息ついた程です。その日は学会が4時半で終わり、8時半からのレセプションに出席しなくてはならないので、その間時間をつぶすしかありません。M夫妻と別れた後ベトナム料理店でフォー(ベトナム風ラーメン)を食べたり、レコードショップをのぞいたりして頃合いを見計らってメトロで会場に戻りました。

 

 

 

◆WAWのソフトを入れ替え

 

 レセプションはWAW(ワウ)というFUEの最新システムのユーザーに対してのものです。ワウの発案者で、以前紹介したベルギーのDr. J・Dが、使用上の注意点などをレクチャー。今回は特別に新しいソフトを入れ替えてくれるというので、私も5月に購入したワウ本体を日本から持参したわけです。

 土曜日は5時起きで帰国です。前日に現れた大家さんにフライトの時間を伝えて車の手配を頼み、タクシーは予定の時間ぴったりに到着。親切でやたら気のいい運転手で、なんとなくチェコ人の気質がわかったような気がします(笑)。

 プラハからはアムステルダム経由で無事に帰国。今回のISHRSでは特に新しいトピックがあったわけではありませんが、多くの友人と旧交を温めることができ、超有名植毛医達が北京のAAHRS に口演してくれる約束をしてくれたのが大きな成果でした。

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