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現役パパ塾長が語る
育み(はぐくみ)コラム
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初めての方、こんにちは! 良輔(りょうすけ)です。よろしくお願いしますね♪
いつも読んで下さっている方、今日もこのコラムから何かしらのヒントを得ていって、活用してみて下さいね☆
今日のテーマは前回に引き続き
【個別指導塾のメリットとデメリット】についてです。
育みコラムvol.14の中で個別指導塾のデメリットをご紹介致しました。
見落とした方は先に過去ログをHPでご覧頂き、是非比較してみて下さい。
↓
http://ameblo.jp/column-hagukumi/entry-10707348126.html
それでは引き続き、個別指導塾のデメリットについて考察していきましょう。
(2)競争意識
集団塾では定期的に試験を行っており、成績優秀者は順位や偏差値を貼り出されている場合が多いです。掲示される事が一種のステータスになっており、成績上位を目指す生徒達にとっては、順位の上げ下げに一喜一憂し、今後の向上心へと繋がります。もっとも、このレベルは偏差値70以上の最優秀レベルなので、ほとんどの生徒にはあまり関係の無い事ではありますが・・・(^^;)。
それでも、『塾内テストで順位が公表される』という文化が浸透している事で、生徒はテストを受ける毎に順位を気にする様になってきます。しっかりした塾であれば、個別指導でも外部の模試などを活用して意識付けを行っておりますが、責任者の意識次第では、学校の補習を個別で行うだけの塾になってしまいます。せっかくの個別対応できるという利点も、単なるノンビリ・マイペースな環境になってしまいます。
(3)塾長や教室責任者次第
一般的に集団塾ではオリジナル教材があり、カリキュラムも決まっており、定期的に内部試験も行うなど運営が良くも悪くもシステマティックに行われていきます。
だからこそ、個々のニーズに応えられる場としての個別指導塾があるのですが、個別指導塾は【1人1人に合わせたカリキュラム】が最大の特徴です。従って、運営責任者の技量や意識・意欲によって、生徒1人1人にどれだけ適した指導をしていくことが出来るのかが大きく左右されます。
大手の個別指導塾の看板を掲げていても、教室によって評判が異なったり、責任者が異動した途端に生徒数が大きく変化するのは、ここに起因します。授業を直接行うのは集団塾でも個別指導塾でも講師なのですが、教室責任者や塾長の指導力によって講師力(講師教育力の差による成果)は異なります。
集団塾は前述の通り機械的に指導を行う為、責任者の指導力というよりは講師自身の資質による部分(創意工夫力や熱意)が大きく出やすいです。一方、個別指導塾では、カリキュラムや指導方法など、全てはオーダーメイドになる為、責任者が必要と感じている指導水準まで講師を育成していかないと、責任者の設定に対応した授業を行う事が出来ません。
また、責任者の技量や意識の度合によっては指導方針さえ定めない事もある為、講師も無計画に「今日はどこやりたい?」なんて生徒に聞いて授業を行う場合もあるようです。向かっていくべきゴールも定めずに、ただその場しのぎの質疑応答授業では、子供たちの貴重な成長期間を無駄に過ごす事になりかねないですよね。
・・・という事で、完璧に見える個別指導塾にも、前回と合わせて大きく3つのデメリットを挙げる事が出来ます。それでは生徒1人1人異なった特徴や性質・学力の中で、どのようにして一番適した塾を選んでいけば良いのかという話になる所ですが、今日は長くなったので、ここまで。
次回をお楽しみに!
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