ツァラトゥストラ24(了) | コラム・インテリジェンス

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透き通るような…心が…ほしい

「苦痛は同時に快楽である。

 呪いは同時にまた祝福なのだ。

 夜は同時にまた朝であり昼であり太陽でもあるのだ。

 しからずんば、そなたたちは学ぶべきだ、賢者が同時にまた阿呆であることを。」

 (「ツァラトゥストラ」ニーチェ)

 

 これもまたニーチェの「永劫回帰思想」

 

 僕はアタリマエに賢者でも何者でもないので、

 お付き合いした女性たちにはよく

 「バカ、マヌケ」と言われることが多々あります。

 

 それはビジネスにおいてもプライベートにおいても、

 日常的に理解不能な文言、

 「オリジナルだって人間である」とか

 「クジラもイルカも人間にかわりはない」であるとか、

 「ロキソニンでさえ人間なのである」などと言うからに他ならないからであるのかも知れません。

 

「好きも過ぎれば嫌いになる?」

https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12534120732.html

 

「快楽は一切の諸事物の永遠を欲する。

 深く、深く永遠を欲する。

 快楽は、蜜を欲し、酔いしれた真夜中を欲し、幕を欲する。幕に涙して心を慰めることを欲し、金色に染まった夕焼けを欲する。

 快楽は渇し、心熟し、飢え、秘めやかだ。快楽はみずからを欲し、みずからを噛む。

 快楽のなかで円環の意思が円熟し、身悶えしながら回転する。

 快楽は愛を欲し、有り余るほど豊かで、誰かが自分を受け止めてくれることを乞い求め、受け止めてくれる者に感謝する。

 快楽はとかく憎まれたがる。

 というのは、一切の快楽は自分自身を欲するからなのだ。」

 (「ツァラトゥストラ」ニーチェ)

 

 快楽について、これだけ語ることができるのなら、

 それだけで疲れ果て、誰でも満足してしまいそうです。

 

「一切のことは長時間続いたようでもあるし、あるいは短時間であったかも知れない。

 というのは、正確に言えば、事柄にとっては地上に何らの時間も存在しないということだからなのだ。」

 (「ツァラトゥストラ」ニーチェ)

 

 ココの読者のかたがたは、もうすでに、

 お気づきのことかとも思われます。

 

 ニーチェの思想は、

 ニーチェの崇拝するブッダ思想に

 限りなく近づいてしまっているようです。

 

 時空回帰、永劫回帰

 

 色不異空 空不異空 空即是色 色即是空 空即是色

 

「よし!かくてあるも・・・、今や果てた!

 私の志しているのは、幸福を得ることだろうか? 

 私の志しているのは、私の事業を成就することだ!」

 (「ツァラトゥストラ」ニーチェ)