オリンピック留意帖 | コラム・インテリジェンス

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透き通るような…心が…ほしい

オリンピックを無限大に

楽しむ方法もあるようです。

 

オリンピックのルーツが

古代ギリシャにあることは

誰もが知る事実であるのかも知れません。

 

が、そのルーツである競技は、

あまり知られていないようです。

 

古代オリンピックの競技は、

男が全裸で闘う格闘技

 

そのまたルーツをたどれば、

その謎も理解しやすいのかも知れません。

 

古代オリンピックのメインイベントが

格闘技であった謎は、

 

太陽神アポロンが大蛇と格闘の末、

打ち負かしたことに由来しているようです。

 

「オリンピックの恋」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/39906019.html

 

勝利の冠と月桂樹の関係も、

そもそもはアポロンの、

このに起因していたのですネ。

 

オリンピック発祥の地であるオリンポス

古代ギリシャの首都アテネ近郊。

 

最強の女神アテネが、ここにも影響を

及ぼしているようです。

 

私事、一時期は真剣に「アテネのような子供が欲しい」

と真剣に考えていた理由も、ここにあります。

 

「オジさんが身籠ったら」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/39890948.html

 

そしてアテネこそ、オリンピックの起源であり、

全女性の理性と知性、そして本能と欲望の

闘いを象徴する化身であったとも

考えられているようです。

 

「神の欲望3」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/39999964.html

 

アテネと海神ポセイドンの愛人メドゥーサとの戦いは、

まさに全身全霊を賭けた女の知的格闘技。

 

「アテネ VS メドゥーサ」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/39997695.html

 

これらの話の確証は、

現在も続けられているオリンポス遺跡の発掘作業により、

 

パルテノン神殿とともに古代オリンピックの競技場跡等々、

神話とされた神々の真実が

解き明かされようとしているそうです。

 

100以上発掘されている神々発祥のオリンピック遺跡。

すでにメインスタジアム・練習場、5万人収容の観客席等々・・・。

・・・

古代ギリシャ文明は戦士文明と言われています。

 

奪うか奪われるか、日々戦いに追われていた男たちは、

知と体力、文武両道を目指しました。

 

古代ギリシャの哲学者アリストテレス

例外ではなく戦士にして哲学者。

 

「神話を愛する者は、

 ある意味では哲学者であるといえよう。

 神話は世の不思議に満ちているからである」

(アリストテレス「オルガノン」)

 

「神話にみる自分の運命」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/39867164.html

 

プラトンもソクラテスも、元は戦士。

特にソクラテスは無敗の兵士であったと

記述されています。

 

プラトンは戦闘から愛を学び、

愛から優しさと快楽、知性と教養を

研鑽していったようです。

 

「プラトンのいうイデアの中心に愛があり、

愛のインセンティブに快楽が伴うものならば、

快楽は憂いと潤い、切なさと優しさの根源であるとも思われる。」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/40222775.html

 

「愛を編むイデア」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/40212686.html

 

神々のオリンピックに思いを馳せるとき、

 

神々の前で神々に敬意を示し、

全裸で闘う男たちの心魂を想うとき、

 

我々は無限大にオリンピックを

楽しむことができるのかも知れませんネ。