こんにちは.
時々,時間があるときにShanghaiDaily.com(http://www.shanghaidaily.com)というホームページを見て情報収集しているのですが,先日こんな記事がありました.
チャリティキャンペーンで100人の上海のお医者さんが相談にのる,というイベントだったみたいです.
気軽に相談できる,ってすごく大切なことだと思います.
上海での実態数はわかりませんが,以前ブログでもご紹介したことがあったかと思いますが,人口10万人に対し24時間で数百人の軽傷患者が発生すると言われています.
日本ではいわゆる”コンビニ受診”患者の増加が問題視されることもあります.
必要なことは診療ではなく,正しい医療知識を得る場であることもあります.
どこまでが医療でどこからが医療でないか,という線引きはひとえには難しいですが,
医療者の「大丈夫ですよ」という言葉の重みを知ると同時に,受診という形ではない状況でも安心や安全を届けられる状況を作りたいと,そう考えています.
上海近郊6ー8万人といわれる邦人のみなさんにも日本と変わらぬ安心と安全をスムーズにお届けできるように,僕ができること,クリニックができること,クリニックや国境の垣根をこえてできることを模索中です.
話は変わりますが,先日同僚の先生に脈診をしていただきました.
その名も,”奇跡の脈診”(笑)
奇跡ということばの根拠は,,,クリニックにお問い合わせください.
ただ,脈診からは色々なことがわかるようで,(すみません,僕に中医の知識がなさすぎて説明できませんが)
煎じ薬を調合していただきました.
じゃーん.
1日2回 1回1包です.
味は,まあまあです...
数ヶ月の間,頸肩腕症候群(くびから肩,手にかけての痛みやしびれ)で苦しんでいたフランス人の患者さんがいらっしゃったのですが,中医の治療を受けられたところめちゃくちゃよくなった,と涙を流して喜ばれていらっしゃいました.
僕は,自分の知識や経験がなく医学的なアドバイスとして中医という選択肢を数ヶ月間の間その方にお伝えできなかったことを反省し謝りました.
少なくとも中国において,そういった選択肢が存在し,一定の効果をあげうるという情報を提供すべきだったと感じています.
自分の中の根拠というものは決して確固たるものではなく,フラットな目線で選択肢をお伝えすることの難しさと重要性を再認識しました.
というわけで,煎じ薬を試してみます!笑
まずは7日間チャレンジだそうです.