11月から「Y遺跡発掘調査」に参加しています。
ここからは、大量の土器片や石鏃(やじりと言ったほうがわかりやすい・・?)
がちらほら見つかっています。
昨日も1個、私のお隣で作業されていた方が発掘しました。
発掘直後の(フレッシュな?)写真とともに他に出土したやじりを
ご紹介したいと思います。
※スケールがなくてすみません。いずれも1cm以上2cm未満。
左上側のものが昨日発掘したものです。ピカピカしてちょっと興奮します・・
(発掘者当人[Tさん]の指の上で撮影しました。)
右上側のやじりには、中断にかえし状の突起が付いています。
(発掘者は[Sさん]です。)
左下側のやじりは黒曜石でできています。怪しい黒光りがステキです。
見つかったものは、ほとんどが小形(1cm大)で凹基無茎鏃および平基無茎鏃です。
ちなみに『熾(私のことです)』は、まだやじり発掘に遭遇できていません
まだまだ調査は始まったばかりなので、何がでてくるのかとっても楽しみです。
<補足>
石鏃の型式は、大きくわけて
①基部の形状(凹、平、凸)
②中茎(柄)(有、無)
の2パターン計6種類で分類されます。
(分類方法の違いや、形状も種々あり一律には記述できないのですが、
まずはざっくりの分類です。詳細は、みなさんでぐぐってみてください。)
<おことわり>
ここでの記述は、事実ではありますが『熾』の勝手な記録ですので、
学術的な意味は何もありません。 ごめんなさい・・・m(..)m