先日もらった正弦定理と余弦定理の資料を読んで微積分に夢中になっていた日々が蘇(よみがえ)ってくる。やはり数学は楽しいっ!


学生時代も今も数学が大好き。確かに高三の三者面談で、数学を専攻したら恐らく進路は狭(せば)まり、リサーチか学校の先生しかなくなるのでほかのも検討してみればいいと言われた。


「会計はどう?」会計士としてコンサルタントを務めていたおばさんの一言から、大学を卒業し2017年に初めて会計事務所に入って5年間の長い旅、今年の春に終了した。これからも活用できる身につけたスキルに感謝しながら、会計士とは加減乗除しか使わなく数学と全然関係ない仕事という事実を知った。カルフォルニア州とバージニア州の米国公認会計士資格(USCPA)を持っているぼくは、転職というか、人生の夢という派手な名目で日本に移住し、毎日は生徒たちの力になるため、少しでも周りの人たちを笑顔にするため、新たなページをめくってきた。


なんだか向き合えない日もあるけれど、仲間の先生たちのおかげで職員室でたぶんほかの先生に嫌われるくらいにいつもボフーと笑ちゃって、初心を忘れず自分なりに生きていくように楽しい日々を過ごしている。


宇宙人です。


「斉藤壮馬が10代のころに耽溺していたカルチャーについて語ります。今回紹介するのは『絶対少年』。」


この間SNSで偶然に見かけたBRUTUSからのお知らせ。BRUTUS(ブルータス)は、1980年に創刊した、マガジンハウスが発売するライフスタイル情報誌。名前の由来はアメリカンコミックス『ポパイ』に登場する「ブルート」という水夫から。タイトルロゴは『an•an』と『POPEYE』などと同じ、堀内誠一さんがデザインしたもの。


第一回のエッセイは去年の6月からブルータスの公式サイトで連載しているようで、毎月20日に更新中。


「今後も様々な形で自分の文章をお届けしていけると思いますし、現時点ではまったくの未定ですが、さらっと新しい発信の場を設けるかもしれません。」


2021年3月にブログを畳んだときはそうまがそういったよなあ。二年ぶりの再会、今度はエッセイで繋がっている。優雅でユーモアのある文章がまた目の前に流れて、かれの世界観を覗いたぼくは一人部屋でクスクスと笑ってしまう。恋しくてたまらない。


夜にマスクと帽子をかぶって完全防備の斉藤少年も、2000年代にロックンロールリバイバルというムーブメントの洗礼を受けた斉藤少年も大好き。それぞれの面白い話はまたいつかに譲ることにしよう。


それでは、今日はこのあたりで。

ではでは。