0⇄1 プロジェクト vol.16 農業問題研究会 結農みやぎ「農業とまちをつないでいく」 | COLORweb学生編集部

0⇄1 プロジェクト vol.16 農業問題研究会 結農みやぎ「農業とまちをつないでいく」

 

 

0⇄1プロジェクトvol.16 農業問題研究会 結農みやぎ「農業とまちをつないでいく」

 

 

皆さんこんにちは、るなちですニコニコ

この度、仙台市役所とCOLOR webがタッグを組んで、このまちに暮らす若者の新しいチャレンジ「0⇄1(ゼロイチ)」を紹介・応援するプロジェクトを実施中です!第16回目を迎える今回の0⇄1プロジェクトでは、「農業問題研究会 結農みやぎ」の2名にインタビューをさせていただきました!

 

 

「農業問題研究会 結農みやぎ」とは?

 

 

「農業問題研究会 結農(ゆいのう)みやぎ」は、農業問題に取り組む学生中心のボランティアサークル。『日本農業の明日を考える』をコンセプトに、農作業のサポートを通して、農家の方と共に農業のこれからについて考える団体です。農家と団結していきたいという想いから「結農」としたそうです。

 

米や野菜、果物など、毎日食べるものは私たちにとって大変身近ですよね。しかし、普段の生活で実際に農作業に触れたり、農業問題について考えたりする機会は少ないと思います。そのため、農業について改めて見つめ直すとても素敵な機会だと思い、今回は「農業問題研究会 結農みやぎ」のメンバーであるお2人にお話を伺いました!

 

 

 

<目次>

「農業問題研究会 結農みやぎ」とは?

・「農業問題研究会 結農みやぎ」のメンバー紹介

・0.活動の始まりは?

・⇄. 農業とまちをつないでいく

・1.これからの展望と理想のまち

 

 

 

「農業問題研究会 結農みやぎ」メンバー紹介

 

 

石井 香帆(いしい かほ)

東北大学農学部出身。社会人。東日本大震災で被災した農村で目の当たりにした、高齢化・担い手不足の問題を日本の農業全体の問題と捉え、農業の再生を目指して学生たちと「農業問題研究会 結農みやぎ」を立ち上げる。

 

 

木村 好花(きむら このか)

東北大学理学部生物学科2年。食べることが大好き。おにぎりを食べている最中に、米価高騰のニュースを目にし、30年後もこのおにぎりを食べられるのか、と不安を覚えたことから農業問題に興味をもち、「農業問題研究会 結農みやぎ」に加わる。

 

 

0.        活動の始まりは?

 

取材は農場の横のビニールハウスにて行いました。こういった場所に来るのも新鮮な体験!

 

―援農や農業問題の研究を行っているボランティアサークルって珍しいですよね。石井さんがこのサークルを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

 

 

石井さん:もともとは震災復興に取り組む団体に所属しており、地域おこし活動全般をやっていたのですが、震災から時が経つにつれて、地域のニーズが変わっていきました。特に農村では、人が住めなくなってしまった場所もあり、農業に大きな課題を抱える地域が増えてきたんです。そこで問題意識をもった学生が中心となって、農業問題について考えたりサポートしたりする「結農みやぎ」を立ち上げました

 

―もともと地域とつながる活動に取り組んでいたことが現在の結農みやぎの原点だったのですね。結農みやぎの活動を本格的に始めるにあたって、ハードルを感じたことや、悩んだことはありましたか?

 

石井さん:最初は活動先が少ないという悩みがありました。ですが、援農活動に行った農家の方が周りの人に声をかけてくれたり、結農みやぎのことを紹介したりしてくれました。そのおかげで徐々に援農活動を受け入れてくれる農家さんも増え、今では毎週末実施できるようになっています。

 

援農活動の様子

 

単に農業のお手伝いに行くだけではなく、農業問題について一緒に考えていくための現場体験と位置づけていることを、農家の方にご理解いただいた上で活動しています。

 

―お話を伺っていると、丁寧に農家の方と関係を築きながら活動を広げてこられたことがよく分かります!

 

 

 

⇄農業とまちをつないでいく

 

 

 

―ここからは、より具体的に活動内容をお聞きしていきます。結農みやぎの活動頻度はどれくらいなのでしょうか?

 

木村さん:主に2つの活動があり、ひとつは先ほど触れた毎週末の援農活動、もうひとつは毎週月曜日のミーティングです。ミーティングでは、援農活動の振り返りや農業問題の研究会を実施しています。

 

ミーティングでは、各メンバーが気になった農業問題について全体でディスカッションを行う

 

―援農活動では、実際にどんなお手伝いをされているんですか?

木村さん:例えば、本日は枝豆の苗植えのお手伝いをさせていただきました。

 

 

COLORweb編集部も援農を体験させていただきました!実際の作業の様子はこちらのリール動画から。

 

 

 

 

―枝豆の苗って初めて見ました!普段何気なく口にする枝豆も、このようにひとつひとつ丁寧に育てられているんですね。

初心者の私たちも楽しく作業させていただきましたが、活動の中で難しさを感じるのはどんな時でしょうか?

 

 

石井さん:農家の方の基準にできるだけ近づけたいのですが、正直まだまだ及ばないところもあるので、農家さんの作業を見て学んだり、メンバー同士でお互いにアドバイスしあったりするようにしています。

 

―ボランティアとはいえ、プロ意識を持って活動されているところ、素晴らしいです。

では、この活動の過程で、うれしかった言葉や印象に残っている言葉はありますか?

 

 

木村さん:農家の方に、「手伝ってくれて助かったよ」と言ってもらえた時はうれしいなって思います。一方で、一生懸命育てた作物が廃棄されたときは、そこまでの過程を知っている分、やるせない気持ちになりました。

 

石井さん:野菜を無事出荷できた時に、農家の方から聞いた「良かった」という安堵の一言が印象的です。少しでも生産過程に携わったからこそ、その言葉を聞いたときの重みが全然違うと感じます。実際にお手伝いをしていると、虫食いや大きさが基準に満たないことから想像以上に廃棄される作物が多く、枝豆などは時には半分近くがロスになっています。

 

―私たちも今日は半日だけの援農体験でしたが、自分が植えた作物たちにとても愛着を感じています。改めて、この活動をしている中でのやりがいとは何でしょうか。

 

石井さん:農家の方に求められていることに少しでも応えていくことをモットーにしているので、活動後に「ありがとう」「助かった」などと言ってもらえることが、やりがいにつながります。それに、農家の方からすると、学生が農業に興味を持っていること自体が驚きなんです。学生が農業に興味を持って活動してくれていることが嬉しいと、よく言われます。

 

 

 

1.        これからの展望と理想のまち

 

 

―「これから、仙台をどんなまちにしたいか」について聞かせてください。

 

木村さん:仙台の人はお互いに面倒を見てくれるような、受け入れてくれるような雰囲気があるなと感じます。私も人にやさしくしたり、つながりを大切にしたりしていきたいです。

 

石井さん:農業とつながったまちにしたいです。仙台は農業が盛んな地域もあれば、都市部もあります。ですが、都市部で暮らす人は仙台にこんなに農村があることを知らなかったり、地元の食べ物を食べる機会が意外と少なかったりします。農業に従事する方をもっとみんなで支えて、「恵みを分かち合えるような街」にしていきたいです。

 

 

「恵みを分かち合える街」という考え方、とても素敵ですね!では、これからの「結農みやぎ」の活動について、展望をお聞かせください。

 

石井さん:農業問題を解決していくためには、まず農業の現状や課題を深く知る必要があります。今後は、自分たちが学ぶだけではなく、生産者と消費者をつないでいくような取り組みをしたいと考えています。

また、もっとたくさんの農家の方のお手伝いに行けるよう、メンバーを増やし、徐々に活動の幅を広げていきたいです。

 

―最後に、新たな挑戦に踏み出す学生の背中を押せるようなメッセージをお願いします。

 

 

木村さん:新しいことをするときは勇気がいりますが、一歩踏み出してしまえばあとは勝手に動いていくので、勢いをつけて思い切って一歩踏み出してみるといいのではないかと思います!

 

石井さん:同感です。学生は周りから応援してもらいやすい立場ですし、学生がいるだけで周りの人に勇気や希望を感じていただけると思うので、ぜひ一歩を踏み出してもらいたいと思います!

 

―ありがとうございます!

本日は、農業に対してグッと興味が深まる楽しい時間を過ごすことができました。貴重なお話をありがとうございました!

 

 

 

【農業問題研究会 結農みやぎからのお知らせ】

 

「農業問題研究会 結農みやぎ」では一緒に活動する学生メンバーを募集中です!

大学、学年問わず歓迎しています!

興味を持ってくれた方は以下から気軽にご連絡をお待ちしております。

インスタ:https://www.instagram.com/yuinou.miyagi/

メール:yuinou.miyagi@gmail.com

 

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SENDAI 0⇄1 PROJECT
この記事を読んで
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参加方法:記事を読んで、下記のアンケートに回答をお願いします!

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SENDAI 0⇄1 PROJECT、次回はまちの防犯に挑む学生たちのゼロイチに迫ります。お楽しみに!

 

Write:るなち

Photo:COLORweb編集部