~「Go Toトラベル」でコロナ後初の東京ドームコンサートへ行ってみた~
みなさん、こんにちは!まどちんです。
なんと、今年も残り2か月を切りました。みなさんにとってどんな1年でしたか?
私は2020年を振り返ると、コロナウイルスによる活動自粛や予防のためにマスクが欠かせない生活で制限が多い1年だった気がします。
新しい生活様式である「withコロナ」が求められる今、私たちはどのように行動をしていくべきなのでしょうか。
11月3日に、私は政府の観光支援事業「Go Toトラベル」を活用し、コロナ後おそらく世界初となるドームクラスのコンサートへ行ってきました。
コロナ禍でどのようにしてコンサートが行われたのか、またGo Toトラベルを活用して旅費はどのくらいだったのかを掘り下げて紹介していこうと思います!
ちょうど今、感染拡大の第3波がくると言われている状況ではありますが、ライブ・コンサートといった音楽イベントや、県をまたぐ旅行へ対するみなさんの不安解消に少しでもお役に立てたらいいなと思うので、ぜひ最後まで読んでくださいね☺

-「Go Toトラベルについて」‐
旅費は2人で『JR新幹線 仙台駅―東京駅往復チケット+1泊2日ホテル付(朝食なし)』で1人/8000円程でした。
これに加えて関東圏で使える「地域共通クーポン:6000円分」が付いたので、お土産も十分に買うことができましたよ!
とてもお得だなと感じました!
ちなみに地域共通クーポンの価格は、申込時の旅費の15%相当額です。
-「コンサートについて」‐
私が今回参加した東京ドームのコンサートは、2月26日にPerfumeが開場時間の直前に中止せざるをえない事態に見舞われてから初となる、ドームクラスのコンサートでした。
実際に足を運んでみて思ったのは、コンサート運営会社の事細かな配慮・指示およびオーディエンス各々の積極的な協力がないと、実現しないものだっただろうということです。
私は今回、THE YELLOW MONKEYのコンサートに参加してきました。
コンサートが行われるまでにどのような対策があったのか、当日の流れに沿ってご紹介していきます!
-【公演2週間前】‐
THE YELLOW MONKEYの公式HPから接触確認アプリ「COCOA」のインストールをしてほしい旨のメールを着信。
⇒「2週間前」にこだわる理由は、その期間でインストールをしないとコロナに感染しているかどうかの正確なボーダーラインが保たれないためだそうです。
また、入場時にCOCOAのインストールがされていない場合は入場不可能と事前記載がありました。
-【公演1週間前】-
席番号が発表されたと同時に、人の密集を回避するために席番号やエリアごとで入場時間が事前に振り分けられていました。
その時間に合わせて各自会場へ入るよう指示がありました。
-【公演当日】-
会場に到着し、入場口へ。
そこで行われたのは、
① 運営スタッフによる接触確認アプリ「COCOA」のインストールがされているか、またインストールした日付の確認作業。
⇒条件によっては運営スタッフが問診票を用いてさらに確認
② アルコールでの手指の消毒・マスクの着用確認。
③ サーモグラフィによる検温。
④ 電子チケットの確認。⇒感染防止のため紙チケットではなく、完全電子チケット制。
⑤ 足ふきマットによる足裏消毒。
⑥ ようやく中へ入り、アルコールでの手指の消毒。
⑦ 自席でのドームアラート登録
⇒「ドームアラート」とは、コロナ追跡システムのことです。
この段取りを運営スタッフの方が、来場者1万9000人ひとりひとりに確認をしていました。
-〖着席〗-
今回はソーシャルディスタンスとして隣の人と1席分空席が設けられ、前後の席も重ならないように対策がされていました。
-〖公演中〗-
今回の公演に参加するにあたり、事前に禁止行為が設けられていました。それは、
① 飛沫防止のために公演中もマスクを着用し、発声や歌唱の禁止。
② 演奏中はソーシャルディスタンスを保つために、席から移動をしないこと。
の2つです。
THE YELLOW MONKEYの通常のライブでは、曲に合わせて歌唱する場面も多くあります。
今回の公演ではバンドとオーディエンスとのコミュニケーションをとる手段として、「ペンライト」がひとりひとりに用意され、また「事前にアプリやカラオケで収集したファンの声」を歌声として流すことで会場を盛り上げるなど、新たな工夫が施されていました。
声を出せないオーディエンスでもこういった楽しみ方があることで、会場との一体感をコンサートの醍醐味である五感で十分に味わえました。
-【公演終了後】-
各自退席ではなく、席番号やエリアごとに呼び出しがあり出口まで誘導されました。

説明が多くなりましたが、このように会場では運営スタッフの皆さんによるコロナ対策が徹底されていました。
またそれだけではなく、いかにこのコロナ禍でテレビやYouTubeでは味わえない「リアル体験」を全力で楽しんでもらえるかに重点を置き、最善が尽くされていたと感じました。
これから私たちは「withコロナ」を意識して生活すると同時に、いかに以前のような生活基準まで近づくことが出来るかを前向きに考えなくてはなりません。
しかしながら、まだまだ個々でコロナウイルスへの注意力、そして周囲への思いやりが必要だと思います。
11月3日のTHE YELLOW MONKEYの東京ドームコンサートが音楽業界にとって大きな一歩であったように、この記事がこれからみなさんの旅行やコンサート・イベントに対する不安解消への小さな一歩になれば幸いです!
みなさんの日々がバラ色になりますように!
Write&Photo:まどちん
