神奈川県平塚市の
だるまや京染本店さんへ 洗い張りの見学へ

平塚は自由が丘からですと、一時間ほどのところにある湘南エリアの街です。
店構えは普通の呉服屋さん。
この裏に洗い張りの作業スペースがあり、この日は店主のお父さんと息子さんが洗い張りされてました。
洗い張り職人さんは他にも女性がおいでみたいですが、この日は会えず。
始終、お父さんの湘南言葉から繰り出させる職人気質に圧倒される 洗い張り見学でした

洗い張りとは?
着物を解いて洗い、のりをつけて広げた布を、張り板に固着させたり、伸子(しんし)で張ったりして乾かす方法~~コトバンクより引用~~
伸子とは針のついた竹ひごです
昔は家庭では板張り、業者さんでは伸子張りで洗い張りしていたようです
今では着物が日常着ではなくなっているので業者さんに着物の手入れを依頼しますが
その中でも洗い張り出来る方は少なくなっている傾向のようです
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1月に洗い張りに出したい着物があり作業見学もしたいんです、と
電話してみたところ対応された方は 声の感じは私と同世代くらいの男性で
電話対応がやけにフランクで、(いい意味で言ってます、好ましく思ってます、そうでなければ平塚まで行こうとしない)
呉服屋さんってもっとこう敷居高いというか
居丈高なとこ多いけど、
なんかこの着物屋さんは砕けてるなあ、という印象で
でも日程がなかなか合わず、、、
やっと昨日、伺うことが出来ました

一緒に行ってもらったのは、着付け講師で和裁経験も長い
きもの縁結び 恵美子さん
キレイで会話のテンポの合う恵美子さんと平塚までの旅も面白かったけど
それ以上に、だるまやさんのお父さんのキャラに


ど!ハマり!!!
ほんとに、面白かった!!!
御年60才を超えているであろうお父さんの
~じゃん、語尾にじゃんを付ける言葉の連発に


伸子張りを見せてもらってる時にも
「こうやんじゃん、こう出るじゃん、こうするじゃん、できたじゃん。この繰り返しな!はい、やってみ!」
と言われ、自分たちでも伸子張り体験
「そうそう、できたじゃん!カンタンじゃん~!」ああ、お父さん、じゃんに耳がダンボになりすぎてしまったわ。
伸子張り体験させてもらえます。
と、本題はここから。
すいません、前置き長くて

洗い張りに出す時の流れ
①生地の弱り具合や移染の可能性などの確認
②解き 生地の縫い目を解いていきます
③ハ縫い 解いた着物は布に戻ります、それを繋ぎ合わせて、反物状態にします
④洗い 洗剤につけ(短時間しか浸けないそうです、今の着物は色落ちしやすいと言われていました)たわしで、ごしごし。
⑤すすぎ 着物はすすぎが大事なんだよ~とお父さん
⑥脱水&干す(乾燥) 冬場は乾きにくいので、室内乾燥。夏場は外に干して乾燥させるそうです。
⑦作業場内に生地を張る 作業場に入るような長さに反物の長さを繋ぎ合わせ、生地を張る道具に生地の終りをかけて端と端で引っ張り合いっこ。びよ~んと伸ばして、空中に浮かせます。この長さが長すぎると中間がたわんで具合が悪いらしい。なるほど。
⑧伸子張り 伸子の種類もモノによって変えていて、竹のしなり方がそれぞれ違うそう。それに今の反物巾に合わせて長い伸子も使用されてました。
⑨のり入れ だるまやさんでは合成のりでなく、天然のふのりを使用。高価だし、夏場は1日で腐ってしまうので、今はなかなかされている所がないようです。天然ふのりで糊付けすると針の通りがいいそう。和裁士恵美子さんは、ふむふむと頷いてはったけど、私にはまだわからず。 糊の濃度も生地によって変えるそうで、これがお父さんの勘所

リズミカルに素早く糊を刷毛で塗っていきます。
⑩乾かす 糊を引いた反物を乾かします。
下にあるオレンジのがヒーターでこれをオンにすると室内の温度は40度くらいになるそうで、冬場の乾燥はサウナの中にたいになると言われていました。




















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