めっちゃ痛いタイトルで失礼!



11/9にボヘミアンラプソディが公開

されるようです。
これ、私、絶対見に行きたいっ‼︎‼︎

何故ならフレディー・マーキュリーが好きだから。

そして、フレディー・マーキュリーの凄さをお届けするという謎の使命感に駆られ、(誰にも頼まれてないのに)無理矢理イランと絡めて記事を書こうと思います(о´∀`о)

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さて

フレディー・マーキュリーといえば、イギリスを代表する偉大なミュージシャンな訳ですが、彼の本名をご存知でしょうか?

ファルーク・バルサラ

インド系のイギリス人です

彼は東アフリカで生まれ、インドで幼少期を過ごします。

両親はペルシャ系インド人のパールーシー

この、パールーシーとは何ぞや!?という所にイランが関わってきます

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今でこそ、外から見るとイランは厳格なイスラム国家という仮面を被っていて、そういうイメージでもみられがちですが、

イランにアラブからのイスラム勢力が侵攻してきたのは600年代半ば頃

それ以前のイランの主な宗教は

ゾロアスター教(拝火教)

でした。

イスラム侵攻以来、その勢力の拡大により、イラン人の多くはイスラム教シーア派に改宗し、イラン国内のゾロアスター教は一部の習慣を残し衰退するのですが・・・


↑今でもイランで見られるゾロアスター教由来のお正月のイベント
チャハールシャンべ・スーリー
これはイラン系アメリカ人がロサンゼルスでやってる動画の様です。

信仰を捨てなかったゾロアスター教徒は東に向かい、インドに定着します。

その末裔がパールーシーと呼ばれ、後にイギリス東インド会社と結びつき、インド経済の発展に貢献したようです(インドのターター財閥はこのパールーシの流れを汲むそうな)

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と、こんなバックグラウンドを持つ、ファルーク・ザルハラですが、多くのアラブ人とインド人の死傷者を出したザンジバル革命により、一家はイギリスへと渡ります。

イギリスに渡った後、バンド活動を始め、フレディー・マーキュリーと改名し、QUEENを結成


そして、当時まだ理解されにくく、ヘイトの対象でもあったゲイを強く連想させる衣装に身を包みステージに立ったのでしたっ

彼は晩年、「ゲイがかかる病気」とその頃思われていたエイズによる気管支肺炎で亡くなりますが、彼のセクシャリティーに関しては諸説があり、一般には女性も男性も愛する事ができるバイセクシャルだったのではないかと言われています。

古代の宗教を信仰したために、元の土地を追われ、イギリスにたどり着いたパールーシーの末裔であるフレディーが歌うBohemian Rhapsody

※ボヘミアンとは放浪生活をする人という意味
一説には冒頭の歌詞にある「殺してしまった男」とは昔の自分自身=ファルーク・バルサラの事だとも言われています

何故フレディー・マーキュリーがこんなにも人を魅了するのか?

と言うと・・・

アフリカで生まれ、古代の宗教を信仰し、イギリスに渡り改名した後、セクシャルマイノリティーを連想させるファッションとバンド名であらゆるジャンルの音楽を統合した曲を歌い、女性も男性も愛した彼は

人類の歴史を一人で体現してる

からではないかと

・-・・思って・・・めっちゃ熱く語ってみました。

若干キモくてすみません。。。

というわけで

11/9日公開

タオル持って見に行こーっと♪