(『世界遺産』より)


色彩に特化した、このamebloを始める前に、実は汎用性ブログも書いていました。こちらは、その一部です。



(一昨日・昨日のつづき…)


アブ・シンベル大神殿の4体の巨像の足元に並んでいる中で、一際背が高いのが、ラムセス2世の愛妻/ネフェルタリです。実は彼女のためにラムセス2世は、もう一つ大きなモノを作ったのです。



それは大神殿の隣にある、小神殿です。



それでも、表にある高さ10メートルの巨像の6体中、2体はネフェルタリなのですが、残り4体はラムセス2世という自己主張が目立ちます。



屋内にはネフェルタリの全身像の絵が。約3000年前の色彩が、これほどまでに鮮やかに残っています。





実はこの小神殿には、大きな仕掛けがあります。



朝日が昇り、神殿一面が赤みを帯びる時。



年に2回だけ、太陽光は小神殿の奥深く差し込み…




奥にあるラムセス2世の像を照らします。



まさに太陽暦発祥の地、エジプトならではの仕掛けと言えます。



この精巧な仕掛けも、移築で再現されたのです。


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