(『世界遺産』より)


色彩に特化した、このamebloを始める前に、実は汎用性ブログも書いていました。こちらは、その一部です。



(昨日のつづき…)



エジプトと言えば、巨大なピラミッドやスフィンクスが看板になっていますが、私が個人的に惹かれているのは、このアブ・シンベル神殿で、渡航前の予習の時点で、既に気になっていました。



高さ約21メートルの巨像の顔は、当時の王/ラムセス2世の顔を、左から若い順に模したと言われています。



ところが完成直後、地震の影響で左から2番目の像だけ崩れ落ちてしまいました。1960年代の移築作業でも、その崩れ落ちたままを再現したそうです。



側面には、ラムセス2世がエジプトのナイル川流域(河口からヌビアまで)を統一したことを表すレリーフが刻まれています。




中央には四角い穴があり、そこも自由に観光できます。





内部には、高さ10メートルの立像が8体存在していて、すべて「死後の世界と豊穣の神」であるオシリスの姿をした、ラムセス2世を模してあります。






壁には、戦争で活躍するラムセス2世の姿が描かれています。敵を踏み付けにしていますね。



入口から60メートル奥にある「至聖所(しせいじょ)」は、儀式を行う一番重要な部屋です。左から順に「プタハ神、アメン・ラー神、ラムセス2世、ラー・ホルアクティ神」を模してありますが、ラムセス2世自身も「神」となったと誇示しているのです。



表の巨像の足元には、ラムセス2世の家族が象ってあります。彼は何と100人以上も子供をもうけたそうですよ😲




そのうち、最も背が高いのが、ラムセス2世の愛妻/ネフェルタリです。実は彼女のためにラムセス2世は、もう一つ大きなモノを作ったのです。



(つづく…)


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