私は年に12回(神田10回、八王子2回)、共立女子大学の「共立アカデミー」という社会人公開講座で、「色彩」の老師:城一夫教授の講義を受講しています。
(※他にも「三味線」の先生に師事したことも♪)
そこでは毎回「目から鱗が落ちる」経験をしていて、これまでにもこのブログでご紹介したいことがたくさんあったのですが、前回はとりわけ驚いたことがありました。
みなさんは「能・歌舞伎・狂言」の違いが分かりますか?
私は昨年までまったく分かりませんでしたが、昨年「歌舞伎(映像)」「狂言(舞台)」を拝見し、そしてこの度、城一夫教授の講義で「能(映像)」を拝見することによって、ようやく違いが分かってきました。
その違いは、このブログでは省略させていただきますが、この度2本の「能(映像)」を拝見した印象を述べますと・・・。
まず1本目は、非常にまったりしたもの。とにかく歌も踊りもゆったりで、がんばってもがんばても、睡魔に打ち勝つことはできませんでした。そのあたりは城教授もご承知の上だったようですが、城教授、ゴメンナサイ!
ところが2本目は1本目と異なり、鬼気迫るもの。城教授はもしかしたらこの対比を狙ったのかも知れません。特筆すべき点は、
●演技の途中で、主役(悪役)が飛び上がると同時に、真上から約130kgの釣鐘(の模型)が落ちてきて、主役(悪役)に覆いかぶさること

これは一歩間違えば、大事故・大ケガを引き起こしてしまう危険がともないますが、主役(悪役)と釣鐘(の模型)を落とす役の「阿吽(あうん)の呼吸」によるものだそうです。そして十数分経った頃に、釣鐘(の模型)の中の主役(悪役)から歌で合図があり、程無くして、
●釣鐘(の模型)が一気に上がり、中から衣装替えをした主役(悪役)が登場すること
ハッキリ申し上げて、釣鐘(の模型)の中は暑いし暗いし、通気性が悪くて苦しいし、衣装替えができるであろう、唯一のポイントである床も開くようには見えないし、考えれば考えるほど謎で驚愕の場面です。まさにマジックなのです。

城教授「どうでしたか?」
私「いやぁ・・・こんな世界があるんですね・・・」
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