2012年に受講した、こちらの続きです。
 

【色彩認定講師への道(6)】
http://ameblo.jp/coloroza/entry-12276912498.html


色彩検定協会(旧A・F・T)主催である、


●色彩講師養成講座の第4回(全12回)


の講師も、第3回と同じく、坂田勝亮(さかたかつあき)先生で、女子美術大学/芸術学部の教授でいらっしゃる方でした。


前日に予想したとおり、やはりこの日は修羅場でした。


くじ引きでテーマを定めて、5分間の模擬講義実習。しかも、準備にかけられる時間はわずか1分間。それを、私達総勢28人が行ったのですが、全員が坂田先生から徹底的にダメ出しをいただき、さすがにへこみました。


(※ちなみに私が引いたくじは『原刺激』です)


全員に共通することは、1級までの勉強が全然足らないこと。でももし、これがゆるかったら、講師養成にはならないので、みんなで真摯に受け止めました。


しかしながらこの時点で、へそを曲げて受講を辞めてしまった同期2名もいましたが、まぁ、その方々はその程度の覚悟に過ぎなかったということで、同情はまったくしません。むしろ、


●闘志の無い方
●受講料256,000円のありがたみが分からない方


は、どうぞ去っていただいて結構、単にライバルが減るだけです。ダメ出しをした坂田先生も、あれが仕事なのだからツライところでしょう。そこまで裏を読まないとダメなのです。
 

「このムードのまま、先生と別れるのは嫌です…」


と、後に妹分になる同期が私にそう願うので、講義修了後は(色彩学に関する)質疑応答で、先生をつかまえて離さないように仕向けると、みんなで和気あいあいとして、屋外へ出ても、あたかも金八先生のように青春していました!(笑)


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【学友による、私の1分間準備&5分間模擬講義『原刺激』についての評価】
声が良く通るので聞きやすく、強弱の付け方も上手い。その一方で、もう少しテーマの掘り下げ方に欠ける点がある。


【坂田先生による、私の1分間準備&5分間模擬講義『原刺激』についての評価】
まずストーリーが出来ていない。「RGB」だけでなく「XYZ」、そして「等色関数」「グラスマンの法則」についても触れておくべきである。TVモニターの「併置加法混色」については特に触れる必要はない。また、総じて板書も少ない。


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私達の発表前に、以下の事項についておさえておきたいポイントは、坂田先生からご説明がありましたが、その具体的かつ重要な内容につきましては、このブログでネタバレはしませんので、

実際に受講するまで、楽しみにしていてくださいネ~(笑)

 

●学習が進む要因

●能動的を重視

●色相とは

●色票実習の目的

●色票実習の注意点


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【色票による実習】

●PCCS201色票を使って、Vトーンの色相環を作る
まずV8と思われる色票を一番上に置き、続いて残り23色をランダムに選んで並べる。誤って隙間の過不足ができてしまっても、隙間はそのままにし、もし色票が余れば色相環の外側に置いておく。隙間の過不足は、PCCSの色相環と自分(生徒)の感覚とのギャップかつ個性であるが、講師志望の自分は何度も訓練して、正しく並べられるようにする。


●PCCS201色票を使って、1つの等色相面を作る
まず無彩9色のうち、白と黒の真ん中と思われる色票を右端の真ん中に置き、続いて残り8色をランダムに選んで上下に並べる。誤って隙間の過不足ができたら、補正してもよい。続いて任意のVトーン1色を選び、右端に作った明度表と見比べて、同じ明度だと判断した縦位置のまま左端に置く。その1色と同じ色相番号の色票を、明度・彩度を考えながら並べる。並べながら補正してもよい。並べ終わったら、同封の「色相・明度・彩度」一覧を参照しながら、改めて補正する。


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この先は、提出する制作課題が山積みですが、できるだけ楽しみながら乗り越えていきましょう♪ せっかくの機会だけに、楽しまなきゃソンソン♪

私が制作した課題は、こちらにちゃんと、
載せまっせ♪ まっせ♪ まっせ♪…

(by 『The SENTAKU/爆風スランプ』改)


(つづく…)

 


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