夢を紡ぐ「楽しむ受験術」

夢を紡ぐ「楽しむ受験術」

中学受験、大学受験を中心に、「その後の人生に役立つ勉強法」についてつらつらと綴っていきます。

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いすやソファにじっくり座らずに、自宅でうろうろしながら本を読むというのはどうだろう。

メモすべきことにピンと来たら、リビングにそのまま移動。

案外集中力が続くかもしれない。
CMにも登場する「やる気スイッチ」。

見つけるのは大変ですが、作るのは比較的簡単です。

子供が気分よく学習に取り組んだ後、あるいはテストで良い結果を出した後などに、その時の気分を思い出しながら、特定の動作、やポーズ、あるいは体の一部を意識して触ってもらうなどしてもらいます。
そうすると、あら不思議、そのポーズや、触った部分が「やる気スイッチ」になってしまうんです。

学習に意欲的な子供の中には、これを無意識に「集中の儀式」としているケースも見られます。

「特定のものを見つめる」「1分間目を閉じる」「テキストをトントンと揃える」などなど。

イチロー選手がバッターボックスに入る時にいつも同じ動作をしているのも同じことかもしれません。

オリジナル「やる気スイッチ」作ってみませんか?
開成中学、高校、河合塾(浪人)、東京大学でそれぞれ学生生活を過ごした後、日米で様々な職業を点々としてきました。

そんな人生を通じて痛感したのは、

勉強以外に取り柄のないヤツはつきあっていてつまらない

という当たり前のことです。

開成学園の生徒は、そのほとんどが勉強以外の特技や趣味を持っていました。

東大の学生は、見事に「勉強しかできない」人間と「勉強もできる」人間のどちらかしかいませんでした。

あなたはどちらの人間になりたいですか?
あなたのお子さんをどちらの人間に育てたいですか?

人としての基本ができていれば、それほど苦労せずに成績はあがります。

子供たちには、生活の時間密度を上げ、学習とそれ以外の打ち込みたいことを両立してもらいたい。
そのために必要なのが周囲の大人たちの「あり方」なのです。
武道や音楽などと同様、学習においても、先人が残してくれたものを吸収することが上達の近道です。

そのために必要なのが「心技体の充実」とそれを得るための「型」。

自分が伝えたいことが大分見えてきました。
先週末、高校の学年同窓会に参加してきました。

卒後30年近くを経て再会した旧友たちは、深いところで何も変わっていなかったことが心から嬉しかった。

逆に、高校までの時間がいかに大切かと子供たちに伝えなければとの想いを強くしました。

$夢を紡ぐ「楽しい受験術」-学年同窓会