「家電製品はカラフルに」

 

 冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどの電器製品は「白物家電」と呼ばれています。

 

 以前、こうした製品の色の定番が白だったことから、このように呼ばれるようになったそうですが、傾向として家電がとてもカラフルになってきました。

 

 

 あるメーカーでは、ゴールド、シルバー、赤、オレンジ、黒など七色のエアコンを取りそろえるようになったほか、鮮やかな赤や青の洗濯機、パステル調の黄や緑の冷蔵庫を発売したメーカーなどもありました。

 

 これまでの業界の常識では考えられない色が使われるようになっています。

 

 

 *カラフルな電球です

 

 では、なぜ家電製品のカラー化が急速に進んだのでしょうか。ひとつは、商品を購入する決定権が男性から女性に移ったことがあげられると思います。

 

 ひと昔前までなら家庭内の高額な商品を購入するときの決定権は、どちらかといえば妻より夫の側にありました。

 

 ところが、最近の若い夫婦は妻の好む商品を購入する傾向が強く、家電もファッション感覚で選ばれるようになってきたからです。

 

 もうひとつは、家電メーカー側の製品の商品企画に女性が参加するようになったことです。

 

 このことによって、機能、性能を最優先していたモノづくりに、カラーやデザインを重視する動きが加速度的に加わってきたように思われます。

 

 また、めざましい技術の進歩によって、画期的な新製品が次々に登場しています。

 

 製品のカラー化に取り組むことで、その特長がより強くアピールできるというメーカーの思惑も秘められているのでしょう。

 

 機能や性能をセールスポイントにしていた商品も、色で売れる時代になりつつあるようです。

 

 商品によってどんな色づかいをすれば売れるのかという分析は、これから本格化していくように感じています。

 

次回は「ファンデーション選びのポイントは」

 

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 アプリの中で使用している「化粧料判定用具」は、2022年2月17日に特許取得

   (特許 第7026399)

 

 アプリのパーソナルカラー判定装置・判定方法・プログラムは2023年6月29日

   特許取得(特許 第7304656)