ポッフェンバーガーという人を知っている人はほとんどいないので、

本日のマインドセットは新しいものになると思います。

 

というとそうでもありません。

 

元ネタを知らなくても、実践していたり、

既にポッフェンバーガーよりも有名になった人から

同じようなことを言われていて、

その人が教祖みたいな形で知られることがあります。

 

 

それにもかかわらず、パクリだなんだ、とか、

オリジナルではない、ということで責め立てる人たちがいるのはおかしなことです。

 

さて、彼は何を言ったか、というと

 

10万人の犠牲者よりも、

たった1人の飢えた子どもについて巧みに語られるストーリーの方が、

より多くの反響を得られるだろう

ということです。

 

 

これはプロパガンダの専門家の間で記事に表情を付ける

といわれていることです。

 

プロパガンダとは、特定の思想によって個人や集団に影響を与え、

その行動を意図した方向へ仕向けようとする宣伝戦術のことを指します。

 

もちろん、情報戦、心理戦、世論戦などとも言われますが、

今回は広告戦術と捉えておいてください。

 

このことから学べる私たちのマインドセットは

どうあるべきか、ということなんですが、

 

 

情報に頼り過ぎず、作家になりきり、顧客が共感できるストーリーを作り上げよう!

ということです。

 

私たちの商品についてのいわゆるベネフィット(利点)を語るよりも、

そのベネフィットを得た後のストーリーを語ることの方が重要です。

 

 

例えば、この商品を利用すれば、

あなたの悩みが解決します、というよりも、

あなたがこの問題に対して、

頭を抱える時間、そして、不安、心配から解き放たれ、

道端に咲くタンポポの強さや美しさに気付くことができるほどの余裕を

手に入れることができるでしょう、といった具合です。

 

 

私は子どもたちへの虐待防止の活動でこれを使いたいのですが、

あまり個人を特定できるようなストーリーを描くことは推奨されておりません

 

世間から事実ではなく「可哀想な子ども」というレッテルを貼られるからです。

 

実際当の本人たちはそうでもないですからね。

 

・・・ちょっと寂しいとは言っている子もいますけど。

 

そのため、できるだけデータとしてしか語ることができませんが、

あなたがそのような特別な事情が無い限りは必ず、

たった1人のストーリーを語るようにしてみてください。

 

できない、のではなく、まずは練習をするところからスタートしていきましょう!