愛猫のゆうちゃんが脱走して、絶望の中で私が思い出したこと。
それは、「PECO」というスマホアプリに会員登録すると、飼い猫が迷子になった時にペット探偵が3日間無償で捜索してくれるサービスが付いてくるということ。
私は、最初のゆうちゃん脱走事件の後に、もう二度とこんなことは起こすまい!
と心に決めていた。
でもせっかくこんなサービスあるんだし、タダだし、一応入っておこうかな、一応ね。![]()
という軽い気持ちで、2〜3年前にこのPECOというアプリに会員登録していたのだ。
それを思い出して、会員登録してからほとんど使ったことないアプリをスマホの中から見つけ出し、開いてみた。
すると、「迷子発生連絡をする」というボタンがあり、試しに押してみた。
その後、すぐに「〇〇ペット探偵社」に連絡してください、と電話番号が載ったメールが届いた。
おお…本当にペット探偵が来てくれるんだ!![]()
と思い、載っていた連絡先に電話してみると、コールがしばらく続き、結局留守番電話につながった。
ダメ元で「猫を探して欲しいので折り返し電話ください」伝言メモを残しておいた。
どうせタダのサービスだし、期待せずにいよう。と思い、引き続きゆうちゃんを探しに外へ出た。
夕飯の時間になっていたが、それどころではない私。
それを見て夫が夕飯を買いに行ってくれた。
一人で家の周辺をうろうろ探し回っていると、電話がかかってきた。
ペット探偵からの折り返し電話だった。
事情を説明するが、不安で押しつぶされそうになって錯乱状態の私に、ペット探偵の方は
「とりあえず、数日は逃げた場所の近くにいるので大丈夫ですから、落ち着きましょう。」
となだめてくれ、翌日来てくれることになった。
が、見ず知らずの人がうちの怖がり猫を探し出せる気がしなかったので、期待はせずに自分でできることをやらねば!という気持ちだった。
外はすっかり暗くなり、うちでは夫が子供たちと一緒にコンビニ弁当を食べている。
子供達はともかく、夫はこんなときによく食べれるな、と思ったけど、「こんなときだからしっかり食べて探すための体力維持しなきゃ!」と彼は言った。
それはまぁそうなんだけど、でも私はとてもじゃないけど食べ物が喉を通る状態ではなかったので、食事にはまったく目もくれず、ひたすらネットで猫探し系の掲示板を探し、いくつかのサイトに「捜索願」を投稿した。
が、これも全く期待できないので、単なるおまじないと思うことにする。
家中の窓はすべて網戸にして、うちの匂いをダダ漏れにさせておいたけど、そのうちに激しい雨が降ってきてしまった。
強い風も吹き始めた。
それでも窓は閉めずにいたら、家の中の湿気がものすごいことになった。
私があまりにもショックを受けて悲壮感が漂っていたため、夕飯の片付け、お風呂、寝かしつけは夫が全部やってくれた。
子供達も私の精神状態を察知して、子供なりに気を遣って寝る支度をし、すみやかに寝てくれた。
雨の中何度も外に出て名前を呼ぶが、まったく反応がない。
まぁ、雨が降っているのだから近くにいても出てくるはずないけど。
とりあえず、以前脱走したときに使った捜索チラシの余りを引っ張り出してきて、それを近所のお宅30件ほどにポスティングした。(夫が)
こちら↓がそのチラシ。
近所の何世帯かでやっているグループLINEにも猫が逃げたことを報告し、見かけたら連絡してもらえるよう依頼した。
自治会の会長さんへも報告し、協力を要請した。
あとは、警察や保健所に連絡して、ポスター作って電柱に貼って、地域の掲示板にも貼らせてもらって・・・
7年前の地獄を思い出して、吐き気が込み上げてくる。
前回は2ヶ月かけて探し当てた。
今回は?
2ヶ月かけて探して見つかる保証があるならいくらでも探す。
もう二度と会えなくなってしまったらどうしよう。
そう考えると夜も全然眠れない。
ベッドに入って、隣で夫はグーグー寝ているのに、私は眠いのに眠れない状態。
外は強い風と雨。
その中でゆうちゃんは濡れずにすんでるのか。
きっと怖い思いをしてるに違いない。
早く助け出したい!
そんなことを考えてウトウトしたときに、外で猫が鳴いている声が聞こえた。
ゆうちゃん!?
時間は深夜2時半頃。
雨が降る中外に出て周辺を探し回ったが、ゆうちゃんの姿は見えなかった。。。
その後、少し眠って朝が来た。
昨日のことが夢ならよかったのに、と思いながら起きた。
③へつづく。。。
