来月のレッスンカリキュラムが発表になったので、所属事業所以外の近隣の事業所のレッスンもチェックしてみました。


また浮気癖を発揮して乗りに行こうと考えてるわけではありません(笑)

最近は所属事業所でも乗ったことがない馬がまわってくることが増えてきて、フラストレーションはさほどないので。

あと、他事業所は行くのに時間がかかるのでちょうどよい時間帯に出たいレッスンがなかったり、そもそも上級馬場のレッスンが少なかったりという問題もあります。

話が逸れましたが、他事業所のレッスン表を見てて気づいたのが、上級馬場が専用馬限定になってることが多いこと。

他には経路レッスンなんかも専用馬限定が多いようです。

で、ふと疑問に思ったのが、専用馬限定のレッスンになってる意味はなんなのだろう?ということ。

経路レッスンはわかります。ライセンステストや競技会で乗る馬に乗って練習するという明確な目的がありますね。

まあ本番でテン乗りしたいという変な人もいますが(笑)

では上級馬場が専用馬限定になっている意味は何なんだろう。

高度な運動内容の練習をするからそのレベルに堪えられる馬じゃないとレッスンについていけないから?

うーん、いくつかの事業所の上級馬場に出たけど、そんな高度な運動はやってなかったよなあ。

速歩ハーフパスはレッスンでやったことあるけど、駈歩ハーフパスや踏変なんか当然やらないし。普段はせいぜい肩内や斜め横歩をやるくらい。

それに、こう言ってはなんですが、見ている限り、レッスンできちんとした運動ができてない大部分の原因は、馬のスペックというより人間の技量にある印象。

脚で馬を抱え込んでたり、手綱にぶら下がってたり、ノーコンタクトだったり、軽速歩と見紛うような正反動してたり、ときには軽”駈”歩という新しい乗り方ですか??って聞きたくなるような座りを目にすることもある(笑)

馬の形だって、折り返し手綱や大勒使って力技で抑え込んでるか、そうでなければほとんどの馬が志村けんのアイ~ン状態。志村けんが行列してる(笑)

そうすると、専用馬限定にしているのには、他にどんな意味があるんだろうか。

上級馬場では、高度な運動はやらないけど、新馬や癖馬が当てられることが増えてくるから?

たしかに、Cに限らず、配馬の傾向にそういう面はありますよね。ビギナーには高齢の馬やおとなしい馬が配馬されて、技量が上がるにつれて難しい馬が配馬されるようになるというのは、乗馬の世界の常識。

でも仮にそういう配馬傾向があることが理由なのだとしたら、上級馬場を専用馬限定にするのは本末転倒な気がします。

だって、わざわざジャジャ馬を指名する会員さんっていませんよね?

いや、いないとは断言できませんけど。世の中には○○専や△△専という特殊嗜好の人がいるように、乗馬の世界でも希少な嗜好のライダーはいるかもしれない。

とはいえ、乗りにくい馬を指名するためにあえてお金払う奇特な人はそんなに多くないだろうから、ジャジャ専がマジョリティとは思えない。乗りやすい馬とか自分に合う馬を指名するのが一般的ですよね。

でも上のクラスのレッスンに出るってことは、乗りやすくない馬や癖馬でも乗れる技量がある、あるいは乗れるようになるようにレッスンで練習するというのが、本来あるべき姿なはず・・・

なんてこと言っちゃうと、今後は癖馬ばかり当てられるかもしれないな(笑)いや既にけっこう当てられてるか。砂浴びするような馬じゃなければ、癖馬も新馬も大歓迎です😀

話が逸れましたが、なので、少なくとも筋論からすると、これも理由じゃなさそう。

だとすると、専用馬限定にしているのは一体どういう意味があるのでしょう??

秋の深まり以上に、ナゾが深まります。