土曜ドラマ「Shrink (シュリンク)―精神科医ヨワイ―

Shrink (シュリンク)―精神科医ヨワイ―

最終回パーソナリティ障害

 

 

このドラマも終わってしまった笑。

もう少しだけ放映してほしいなって思ったんだけれども。

 

風花さんの気持ちをちょっとだけ代弁した弱井先生のシーンがありましたよね。

「横に居てほしかった」

 

ちょっと難しいことでもあるのかもしれませんが、

病気の時って横に寄り添ってくれていたり、向き合ってくれる人がいるのといないのとでまったく違ったりする。

 

風花さんの親御さんたちが風花に寄り添っているかと言えば・・???となってしまう笑。

 

お父さんは・・・「あなたのためにしていること」と言いながらも結局は自分のことのために行動している。

 

そして自分が思ったように子供を操作したいという気持ちが

凄~く現れている笑。

 

さて

今回もそうだけれども・・・・・

どこかであるひとつことを考えたい。

 

 

🔳信じる

 

 

横に居て・・だた・信じる・・失敗しても成功しても同じようにして成長していくことを。

 

 

弱井先生も言っていたように彼らも本当に自分のことを

思ってくれているのかをいろいろと試していたりする。

そしてその結果を観て彼らは「こうである」という意味を生成している。そしてそれらが数回同じ結果が見られたとき

だれもそうだけれども私たちはそう決めつける。

 

 

結構この簡単なようなことってすごく難しかったりする。

先が見えにくいものに対してなおさらに笑。

 

今回のように共依存や

親も実は‥同じような症状を患っている。

 

そんな傾向もある。

 

弱井先生が境界線を引いていたのは・・・
たぶん彼女が依存する可能性があるから。
そして逆に弱井先生がそれに巻き込まれる可能性もあるから。
 
 
最後に・・・・
社会復帰のプログラムに参加していた時の
あのワークで一つだけ。
風花さんがワークをして失敗したケースを皆で考えるときに、まず最初によかった点を皆で考えたこと。
 
これってすごく大切なこと笑・・・・
いままでのパターンとは違ってすんなりと考えることができる。そして振り返ることで・・・自分の良い点(既にできていること)について改めて確認することができる。
 
精神的にゆとりがないと最初にダメ出しされると・・・
人はどうも境界線や壁がネガティヴな方にパワーが向く。
そのパワーが次にポジティヴに向かうかと言えば、
そうではなくその後もネガティヴに注がれる傾向が強い。
 
確かに原因ってことを考えることも大切なのだけれども
考えられる状況・姿勢・精神が安定・・・
考えられるぐらいのゆとりがあるならばいいのだけども
其れすらない状況でそのこと(原因・敗因)を考えることは相当なリスク(精神的刺激)がある。
 
 
例えば感情が高ぶっていて・・・その時に何かを話しても
そのひとに一言も記憶に残らないように・・・
感情の高ぶりが落ち着いた後の話した言葉が少しでも記憶の残るように・・その状況ということも考えなければならない。
 
さてこのドラマで・・・風花さんが・・一人で歩めるようになってお花屋さんに働いているシーンを観た時
なにかほっとしてしまった笑。そしてアレンジメント??
お花を選んでコーディネートしている。
 
置き忘れてしまった小さな自分を助けたのも・・・風花さんでいまの自分と出会うことができたのも風花さんの力。
誰にでもそんな力が普通にある。
もしかしたら私たちはすぐに忘れさせられちゃうのかも笑。
彼らの望み通りに笑
 
こんな風に考えるよりも笑・・・・
成長する過程がいっぱい社会にあるといいですよね。
成功失敗関係なく・・ただ人が成長していける過程をあたたかく見守ってくれる社会(一つの花)がそこに