ピピの危篤状態が進むにつれて、私も体調を崩していました。眠れない、食べれないから、下痢して、お粥を3日ぐらい食べていましたが、粥腹では力が湧いてきません。
火葬場から息子の店の前で車を降りて、Mちゃんは店へ。私はピピの遺骨を抱いて帰りました。途中、なんかゆらゆらして、宙を歩いているような、足が地につかない感じでした。ここで倒れてはいけない!と自分に言い聞かせて、転ばないように歩きました。
昼食もお粥をお茶碗半分くらい食べて、ゴロゴロしていましたら、眠っていました。
昼寝したら少しよくなったようです。
夕方病院から、お花が届きました。
仏壇のピピの遺骨の横に飾りました。
夕食の支度をしていると、ピピがひょいと私の背中に乗ってきそうな錯覚をしてしまいました。
まだまだ何かにつけて思い出すことでしょう!
ゆらゆらしながら、夕食の支度はできました。
ここ2、3日は手抜き料理です。
何をするにも体調が良くないと、やる気も出ません。
ピピが見せてくれた最後まで諦めないで生きる。
私はピピに見習わねばなりません。
ともすれば挫けそうになるのを泣くことで、かろうじて律している私です。
明日に希望が持てません。
何かしら追い詰められる気がして、エンディングノートを書きました。