「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」
さっき読み終わりました
とってもわかりやすい言葉で読みやすく、「共感」する部分が多かったので、
あっという間に読めてしまいました
読書感想文ってことではないけれど、読んで感じたこと・共感したことなどを備忘録のためにつづりたいと思います。
(今日は、自分の感情がものすごく入った長文になるので・・・興味のない方はスルーしてください!)
私がなぜこの本を買ったかというと、育児休暇期間に考えていた
「今後の課題」のためです。
1番割合を占めていたのが
「クラス経営をどうしていくか」
その分野にヒントが欲しいなぁと思っていたからです。
私は、今34歳。
大学卒業から、非常勤講師(2年)・非常勤講師(3年)・本採用1年目(副担任)・2年目~5年目(担任)と、教師歴は長いのに、担任歴が3年(正確には2年10か月)と超未熟です。
もちろん、働いている間に色々な先生に教えてもらいながら「ハウツー」は教わりましたが、じゃ自分でやってみよう!と思って真似ても、うまくいかないことが多くて
「なんで同じようにしているのに、私だとできないのだろう」って落ち込んだこともありました。
でもよく考えてみると、クラスにはカラーがあると思うんです。
「元気がある」とか「ユーモアがある」とか。「個性的な子が多い」とか。
それと同じで、先生にも「カラー」がある。
その先生ならではの人柄が、クラスに流れる雰囲気っていうのも影響するのではないのかな?というのが私が感じていたことでした。
一言で、私のカラーはこうです!とはまとめられないのですが(笑)
私は私なりのカラーがあるのに、他の先生と同じことをやろうと、自分なりのアレンジを加えていなかったなと思いました。
10年以上経過したので、さすがに私の「キャラ」は自分で理解していると思うのでここからが本題です。
印象に残ったものを抜きだして書いてみました。
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①誰がやっても強い組織をつくりなさい
次に誰が監督になっても、強い組織にしたい。私がいるから強い、私がいなくなったら弱いという組織だけにはしたくなかったからです。
そのために、長期的に繁栄を続ける企業のように、トップが変わってもぐらつかない組織を目指してきました。
→自分の仕事に置き換えると、クラス担任が不在な時、どれだけクラスが動くか?と一緒だなと思いました。
細かく指示は出していましたが、目を手をかけすぎて、子どもを信頼して任せるという期間が短かったと思います。(できたのは3年目かなぁ)
子どもに任せることで自信を持たせる、そこからもっといい方法はないか?と子どもに考える習慣が作れたらなぁと思っています。
②コーチングの前に、ティーチングあり
まだ未熟な組織ではどのように行動すれば目標到達にできるかはわからない。
目標を実現するためには自分たちは何をするべきなのか。具体的に教える段階が必要である。やり方を知らない人に自主性を与えてもどうしたらいいのか分からないうえに、間違った方向へ行く可能性がある
→これは、中学1年生の時期、そして学年が変わって進級した月に意識して取り組みたいことだなと思いました。分かるまで丁寧に教える。定着するには時間がかかるけれど、その過程が大切なのだと思いました。
③いちばん辛いときに明るくなれる人がリーダーである
私がキャプテンに求めているのは、チームの空気を変えられるかどうか。
最後は人間性。
その1年をその人と一緒に戦いたいと思うかどうかがすべてではないか。
物事を前向きにとらえて、それを周りに伝える言葉を持っているかということに尽きる。
→これは、どんな社会組織にも共通する部分だと思います。
学校でも、〇〇の長ということで、リーダーとなる機会が多くありますが、中には、内申点目当てで立候補をする子もいました。クラスが賛成したので、やってもらいましたが、私の話に対してやりたくないとか・面倒だって口に出す子で。それは大変でした。
また、やってみたいから!という気持ちだけで手をあげる子もいました。
昔、この子が学級委員をやってみたいというから、やらせようと思っているということを学年の先生に話したら、
それが議題となってかなり時間を割くことになりました。結果は、他の子がなった方がよいと。その時は、なぜやらせてあげないという意見が多いのかと思いましたが、
その子は周囲に気を配るよりか、自分だけがよければ・・という生活面が課題だったので、そういう面が今の時点ではまだなのかなと思いました。
もちろん、教師側がすべてを決めてしまうのもよくないと思うし、子どもたちの人間関係も考える必要がある。そしてリーダーだけに声をかけるのではなく、クラス全員に投げかけ、みんなで考える機会を増やしていきたいなと思います。
④目標管理なくして強くはなれない・目標は書き出すことで行動につながる
→私が担任をしている中で、ここをもっと力入れたかったなと思うのが、子どもたちの学習面です。
学校ごとに違いはありますが、3学期制ならば、中間・期末があるので計6回定期テストがあります。
学年統一で、学活の時間等にテスト計画表を作り、テスト終了後まで毎日担任に提出。
テストが終わったらクラス順・学年順で順位が出る個票を出します。その時に、
こどもがテストを終えて一言。保護者から一言という欄があるのですが・・・
子どもたちは、自分がどの位置にいるかという「順位」や、テストでの「点数」だけを見ていて、
何が不得意なのか?課題を見つけるところまでできていないなぁ。もっと工夫すればよくなるのではないか?
と頭で思っていましたが結局・・・うまい案が出せず。
やはり、学校で各教科の先生が作っている「定期テスト」と、公立・私立が出す「試験」は傾向が違うと思うんです。
通知表の数字が良くても、本番の試験で取れなければ、不合格。
ある話だと思うんです。
本番の試験で結果を出せるように、3年間の定期テストで何か少しでも担任として一工夫できれば・・・そう思っています。
何をどうしたらいいのかなぁ。
おっと。話がそれました。
あとは、子どもたちとの会話に、興味がもてるようなフレーズを入れるとか、分かりやすく説明するために(指導に生かすために)いろんなジャンルから気になった言葉はメモしておく。
なんていうことも実践されているとのこと。
難しい言葉を並べられるより、記憶に残る言葉や、何それ?ってワクワクできることの方が興味もてるもんなぁ・・・
なんて、関心・共感しっぱなしの時間になりました。
普段、本を読まない(少年ジャンプ愛読者)夫も、原監督の本は興味があるそうなので、そのうち読みたいって言っていました。
学んだことが、すぐに結果としてはでませんが、地道に努力していけたらと思います。
長々と読んでいただきありがとうございました