ふたご座流星群 | 願いの音〜negai note〜

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ぱんぴーのひとりごと。話が2転3転と飛びますけどすみません( ̄▽ ̄;)

12月13、14日と、ふたご座流星群の活動がピークを迎えました。

1時間で60個ほど確認することができるそうです。




私もぜひ肉眼で見たい!と思い、寒い中外に出てみましたが、残念ながら流れ星どころか星のひとつすら見えないという空模様…。

ということで、断念。

大人しくYouTubeのライブ放送で見てました。


ライブ放送ででも、流れた瞬間、
おぉ!ってなったので
実際見たらもっと感動するんだろうなぁ。

流れ星なんていつ以来見てないかな?


完全夜行性のくせ、夜空を見上げることなんてほんとにまれ。


たまには星空、見上げてみよう。



さて、今回はそんな話をしたいわけではないんですよ。



ふたご座流星群…

と聞いて、

この寒い時期にふたご座??


って思いませんか?




私もふたご座なので6月生まれです。



6月の星座なのになぜこんな真冬に?



って。
素朴な疑問、持ったことあると思うんですよ。



しし座流星群、も11月に流れますよね。


8月の星座なのに…







っていうのが何故なのかって言う話を少し。

まぁ、興味のある方だけ読んでってくださいな。



そもそも、現在確認されている星座は
実は88個もあるんですよ。




じゃあなぜ、その中で12星座だけが選ばれたのか?




約2000年前のギリシャで
当時、太陽は吉凶を占うものであったり、神のような存在であったので、太陽を見失わないように
また、時期の変わり目、の目安になるように

星座の中を太陽が通る道である(黄道といいます)
黄道上にある星座が今現在使われている12個の星座なんです。


その時に太陽に隠れて見えない星座をその時期(月)の星座としました。
(その時にどの星座の位置で太陽が輝いていたのか、ということですね)


約2000年前の12月にいて座が太陽に隠れていたので
12月はいて座、というふうになったというわけです。



なので、星占いで使われている星座と実際その時に見える星座は全く異なるということです。
6月だからふたご座が見える、というわけではなく、むしろ、6月にはふたご座は太陽に隠れてしまっているので、見ることができず、12月にふたご座を見ることができる、ってことですね。


星々は、同じ間隔・形といった位置関係を保ちながら、時間や季節と共に西の方へと動いています(実際にはそう見える、ってだけですけど)。
たとえば、夏に見えない星座があるのなんかは、日本から見て西の方に沈んでいるため。

太陽と月は、星々の動きとは異なる動きをしています。

星占いで使われている星座と、実際太陽が存在する星座が大幅にずれている理由は、
地球の自転軸がほんの少しずつ位置を変えていくため、太陽と星座の位置関係も少しずつ変わっていっていくからです。




ちなみになぜ、星座の区切りが21日となっているのかというと
赤経0度でなおかつ黄経0度、赤道座標や黄道座標の原点である春分点を始まりとし、空を12分割して、太陽が春分点を通過する時を春分の日、つまり3月21日となるわけです。

星占いが、だいたいおひつじ座から始まっているのはそのせいです。










これでなぜこの時期にふたご座を見ることができるのか納得できると思います。






ちなみに三大流星群は




しぶんぎ座流星群
ペルセウス座流星群
ふたご座流星群



の3つで
他の流星群よりも安定して多く見られる流星群です。





同じ流れ星でも

流れる速度が早いもの、長さが短いもの、明るいもの暗いもの、など様々です。





今回のふたご座流星群なんかは
流れる速度は早くもなく遅くもなく、明るい火球もなく、流星痕も残らない比較的地味な流星群ではあるが、ほかの流星群より安定した活動をみせ、多くの流星が見られる点としては最大の流星群、といえるでしょう。
特徴としては上から真下にまっすぐ流れる、というところかな。


最大で1時間で100個近く見られた年もあったそうです。







こうやって知れば知るほど
宇宙の果てしなさに圧倒されますねぇ。
深いわ、ほんと。



そしてなんかふたご座としては嬉しいもんですな。

(え?w)


今年のピークは終わっちゃったけど
来年はもっとちゃんと
外に出て根気強く見てみようかな。