いきがる（粋がる） いきがってる → イキる イキってる
「イキってる」はもともと関西方面のスラングなのでしょうか。
今は全国区ですね。
「ジョッカー」が「女子サッカー」っていうのも全国区なのでしょうか。
るぅたちが使っております。ジョッカーって・・・・ほんと、なんやねん！（笑）
全然慣れませんジョッカーには。
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わたしも年を重ねたなあ（年取ったなあ）。でも、いいなあ。まんざらでない。
４０すぎてからどんどんそう思える瞬間が増えているなあ。
そんなエピソードの一つでもあるのだけど、
今年は、がんばっている若い女の子二人のイキってる発言を聞く機会があった
のが印象的だわ。
女の子といっても２０代の子のことね。
だってね、やっぱりかわいいなって思っちゃうからね、最近は。もちろん１個の
人間としては、ちいさい子どもも大人も同じだけどね。
４０すぎると、さすがに自分の２０代は遥か彼方の向こうに思うし（気持ちは２０代
のまま生きている部分ももちろんあるけど）、大きなステージの差がある感じで
同じ現象も決して同じには捉えないだろうっていう 溝 がある。
４０代のわたしが２０代のわたしとお話することができたとしても、話が噛み合わない
部分がたくさんあるだろうなあと思うもん（笑。３０と２０だとまた違う。
☆ひとりめ：居酒屋バイト先の女の子
わたしの髪型をマネした例の子（笑。 若い女だと年上のお客さんたちにナメられたく
ないという思いが強くて必死だった。「大人」の経験に裏打ちされた自信とか薀蓄とか
深さに一直線に素直に憧れてる。根が素直で勝気でストレートなので、そういう気持ち
を素直にわたしに語ってきた。そういうところが本当に憎めなくて、かわいかった。
本当に妹みたいだった。
わたしがバイクに乗っていたことが分かれば、「え、バイクですか！中免ですか！
え～・・・あたしも取ろうかなあ！」 と、なんでもマネしてみたい彼女でした（笑）
わたしは居酒屋で不当に若い年齢に見られていて、彼女もわたしに近い感覚で
いろいろ話してきていたところもあるけど、確実に２０年の時間の差があるんだもの。
お酒の種類と薀蓄を覚えて、どこかの飲み屋の謎の店主のように酒を語ろうと
してもダメダメ。バレるよ。憧れの「大人」をそのままマネしてもダメなんだよ。君は
そのままの年代で、語れる方法があるはずだよ。君のやり方で「大人」が騙せると
思っては浅はかだよ。上には上がいる。
そんな風に思いながら彼女を見ていました。
彼女は本当に素直で、イキっているけど、外に向かって自分を広げている子なので
きっとどんどん必要なものを吸収して、浅はかだった～！と思ったときにも素直に
受け容れて進める子なんだろなって思いました。
イキっているけど、自分には経験が足らない！！！とすでに素直に言っていること
だしね（笑）
あるお客さんが、ある焼酎をウーロン茶で割りたいとオーダーしてきた。
彼女はそれを聞いて、「バカじゃないの？（笑） このお酒をウーロン茶で割るなんて
もったいない。センスない！！」と厨房で勢いよく言った。
わたしは、「こら！！お客さんに聞こえるよ！」と言って思わず彼女のおケツを
ひっぱたいた（笑。彼女はお客さんには聞こえないと思って お客さんがしていた話
の内容を厨房で小ばかにして大声で笑ったりすることがよくあるので、
酒のワカル かっこいい店員になりたいんならそんな下らんことしてちゃダメだと
激しく思うわたしは、
そういう話はお客さんの耳に入るもんだよ、そんな大声で笑って言うようなことしちゃ
ダメ！と彼女に言い、さっきまでお客さんと一緒に談笑していたのに すぐ裏で
コケ落として笑ってるなんて、気持ちいいことじゃないよね？とか話すと、彼女は
ハッとして、また素直に反省してた。
指摘すると初耳みたいで、ビックリして、反省する。そこか彼女の明るい無邪気で、
素直でかわいいところ。男に負けない！ってイキってるけど、かわいいんだよね。
かわいいって言ったら怒るだろうし（笑、彼女は彼女の学びの最中だから言わない。
だいたい、みんな好きなもので割ればいいんだよ。
イタリアレストランのピザにも、かけたければタバスコかけたらいいんだよ（笑）
本当はウーロン茶で割るのは酒本来のうまみを損なうなと分かっているけど今日は
ウーロン割の気分、って思っているお酒通かもしれないんだし。そういうことを分から
ないでウンチクだけ立派な若い店員なんて、ブゥクソでしょうが（笑）
いいお酒かもしれないが、わいわい楽しい庶民派居酒屋でそんなつまんないこと
言う店員は粋でもなんでもないぞ。
彼女は飲食業に入るのは初めてらしいけど、本当にその仕事が大好きなのです。
「好きで好きでたまらね～～～！！！」と言っています。
早く年を重ねたい！経験を重ねたい！説得力が欲しい！若いからってバカに
されたくない！！！
そんなに焦らなくて大丈夫（笑）
「今」を重ねていくと自然に大人になっちゃうから。
でも、それほど焦って「大人」になりたがっている彼女ならではの新境地もきっとある
のだろうなあと、遠くから見守っていたくなる「女の子」なのでした。
さ、寝ようっと。
小春さん今すごくカラダがタフだけど、１２時間も働いちゃったからね。
ふたりめはまた明日。