要素はいたるところに | 独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

流行りの珈琲に左右されない味を貫く珈琲焙煎士

僕はただひたすらに「おいしい」を届けたいだけ。
自分を磨き続け、澄んだ世界で創る最高の一杯を。

最近通ってくださるダンディ紳士と AIの話や読書について盛り上がった。 実は作家さんと仕事してるんです~と切り出すと 興味津々で、喜多川先生の本をお貸しした。 何歳でも通じ合える、読書というツールが本当に有難い。
 
切り口が変わると世界が変わる。 海を見て「釣りがしたい」と思う時もあれば 「綺麗だな」と思う時も 「ちょっと怖いな」と思う時もある。 人間は自然には叶わない。
人間より強い自然と相対して生きる人たちが海辺には沢山いて 彼らの生き方から本来の人の在り方を学べるように思う。 自分も 自然ともっと向き合いたい。 魅力を感じる 恐怖も感じる。
 
うまく味方につけたらもっと強くなれる。 そういう法則を学ぶには、もっと本を読まないといけないと思う。 自然の法則を受け入れる勇気を持てたら、その先の景色も見えてくる。 そういうもので結果的に、自分のコーヒーが格段に美味しくなるのも知ってる。 スピ系なことを言うのではなく ものづくりを彩る要素は どこかしこにも散らばってるということ。 技術や経験だけで創る「おいしい」の世界には あまり長く留まりたくない。 「おいしい」には永遠に その先 が続いてるから。 そんなことをブツブツ考えた月曜日 良い日だった。