大嫌いであること | 独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

流行りの珈琲に左右されない味を貫く珈琲焙煎士

僕はただひたすらに「おいしい」を届けたいだけ。
自分を磨き続け、澄んだ世界で創る最高の一杯を。

 

うまくいかない。腹が立つ。

 

どうしてもっと・・

 

なんでうまくいかないのか・・

 

焙煎の繰り返しは

 

後悔の繰り返し。

 

 

綺麗に焼けなくても

 

綺麗に焼けても

 

 

そこにあるのは 疑問と葛藤

 

ポジティブに考えることもありますが

 

その倍はネガティブに考えてしまう。

 

性格ですね。笑

 

 

ものづくりについては完全にそう。

自分のことについてもそうです。

 

 

 

自分の事 自分結構好きなんです。

 

でも その倍 大嫌いなんです。

 

 

自分のネガティブな面

 

いっくらでも出てきます。

 

自分の悪口

 

いっくらでも言えます。

 

 

そうそう・・先日も某山崎さんと

そういうハナシになって。

 

「それでいいじゃないですか!」

 

ふっと言われまして。

 

そこから色々と話を聞かせてもらってるウチに

どうも少し気分が軽くなりまして。笑

 

 

プロフェッショナルを語る中で

 

やっぱり自分に求めるものって

 

ものすごく大きなものなんです。

 

 

それが態度なのか、意識なのか、商品なのか、

 

とにかくあらゆるものが、

 

自分の器を遥かに超えた 大きなものなんです。

 

 

だから 届かないんです。

 

どこにあるかもわからないし、

 

自分に達することができるのかも。

 

 

そういう所を自分に求めているし

 

そういう所を求める事が楽しいし

 

そういう所を求めなければ

 

プロフェッショナルと言う身では居れないんです。

 

 

 

だから、自分の事が本当に大嫌い。

 

ネガ要素の塊が コーヒー豆を焙煎しています。

 

 

 

でもね 結果的に創りだされるコーヒー豆は

 

そのネガを補って余りある程 大好きな焙煎豆になります。

 

自信を持って人にお出しできるコーヒーを生み出せています。

 

大好きなんです。自分が焼いた豆のこと。

 

 

 

この表裏一体な感じ。

 

ポジティブに思える所を伸ばし

 

ネガティブに思える所を削って

 

 

そういう単純な作業の繰り返し

 

PDCAの一連の流れを延々と・・・

 

 

 

ずーっと、大好きなコーヒー

 

ずーっと、大嫌いなコーヒー

 

その共存があることが悪い事ではなく。。

 

 

 

伸びしろ みたいなものでしょうかね~。

 

 

あぁ、俺は本当にこういう所がダメなんだよな。

 

そう思う前に

 

あぁ、俺は本当にこういう所なんとかしよう!

 

考えと言葉一つで、一瞬で解決できるのに

 

いちいち悩む人間って、ホント効率悪いですよね笑。

でも、だいたいの人は、そうなんですよね。

僕も、どっちかっつーとそっちでした。

 

 

よし、もうちょっと考えを前に前に出していきましょう。

 

◎◎がダメなんだよね~ ならば

 

◎◎が良くなればどうなるだろう?

もっと良い◎◎を創ろう!    でいきましょう。

 

 

自分の嫌いな所を沢山持ってる、気付いてるひとは幸せ者です。

 

それだけあなたに伸びしろがある事を自ら知ってるんですから。

 

 

超カッコいいじゃないですか。

 

 


どんどん自分のこと嫌いになって

その分の倍、自分のこと大好きになりましょう。