ブレーキと共締めする部分のシャフトが脱落したのですが、代替部品が入手できず手こずりました。
まずはメインのシャフトの代わりにM6x50mmのボルトを用意(強度を考えて「クロモリ」のボルトにしました。)。
そして、相方のナットも同じくクロモリ製のもの(当然M6)を用意し、ワッシャーを2枚使います。
すべて「コーナンPro」の店頭で在庫しているもので、シャフト2セット分購入して50円程度でした。

そして、ベアリングの内径は8mmなので、それに合わせてスペーサーを用意します。
内径6mm、外径8mmのアルミパイプを、30mmの長さにカットすればちょうど良いサイズとなります。
今回はコーナンProで望みのサイズのアルミパイプを見つけることが出来ず、ネットで検索して「横山テクノ」さんにてオーダーしました。
届いたアルミパイプは、きちんと面取りを施されていてキレイに仕上げてくれています。

で、実際に組み込むことが出来るかサイズの確認をしてみたところ、ボルトを挿入する側(内径)はスムーズに入るものの、ベアリングに挿入する側(外径)がキツくて入らない。
ということで、外側を少し削り外径を小さくしてやる必要があります。
手持ちの卓上ボール盤のチャックでアルミパイプをくわえて回転させ、サンドペーパーを当てて削ってみました。


チャックにくわえさえる部分は一応テープを貼って養生してみました。
当然ですが上下入れ替えて最初にチャックにくわえさせた部分も削る必要はありますが、上手くいきました。

長さはあらかじめしっかりと計測していたもののぴったり合って
ホッとしました。
今回とは逆に内径がキツくてボルトが挿入出来ない場合はアルミパイプをバーナーで熱して、ボルトを冷凍庫で冷やして「焼バメ」すれば問題ないでしょう。



あとはサクサク組み込んで、ようやくインライン出来るようになりました。
本当なら、クロモリボルトは50mmでは少々長いので45mmを使いたいトコロですが、コーナンProでは手に入らず。
「モノタロー」では入手出来るのですが。
ということで、5輪フレームでパワースライドのブレーキを使用している方、万が一シャフトを紛失しても大丈夫ですよ!