今ならもっと寄り添えると思うあの子。 | 猫好きの女性専門ほっこり心理カウンセラーが贈る日刊ブログ「杏だより・人それぞれ」。

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女性専門心理カウンセラー 杏 です。
あなたが毎日笑顔で過ごせるようになるために、生まれつき性格を知るための「キャラ診断」や自己開示ゲーム「アンゲーム」をしています。あなたが幸せになるために 出来ることをしていきます。

こんにちは。

 

女性専門カウンセリングルーム杏の

はやみふみこです。

 

少し前に学童保育士時代の話を

続けて書きました。

 

 
 

昔学童保育にいた自閉症の女の子とそのお世話掛の子のお話し。

 

日経ブラジル人の子供が日本語を覚える過程を生です見た時の事

 

一声で子供を引き寄せたその人は

 

20年前からの保育に対する評価の低さと賃金の低さ。

 

社会で子育てが出来るように

 

その学童時代のエピソードです。

 

学校で勉強して保育士の免許を取ったとはいえ、

ホントに取っただけ、という状態で学童保育所で

働いていたわけですが、

自閉症の女の子のことは勉強した範囲内だったけれども、

今でいうところのアスペルガー症候群の、高機能自閉症に対しての

知識はありませんでした。

 

よくまあ、やっていたなと恥ずかしいく思います。

 

でもいろんな子がいる学童保育所なので、

今思い返せばあの子、そうだったかもしれない、

その傾向があったかもしれないと思える子がいました。

 

友達と遊ぶけれど、一人で折り紙を折るのが大好き。

小学校低学年なんだけれど、自分で工夫して、

たくさんの恐竜を折り紙で、作っていました。

とても私には出来ない恐竜で、あちこち折って、

見事は恐竜をたくさん作っていました。

 

で、友達と遊ぶのも好きなんだけれど、

やっぱり集団の中に好き好んで入っていくのは

なかなかしんどかったと思います。

 

なのに私はみんなで何かをするときには

一緒にやってほしくて、それはもうくどいくらい、

声をかけて何とか参加させようとしては、

惨敗していました。

 

みんなが何をしていても少し離れたところから、

じっと見ているけれど、入るはちょっと・・・・

 

ホントに嫌なんだろうなって思ってました。

 

今の知識があの時にあったら、

と、どれだけ言ってももうどうにもならないですし、

憶測で物事を判断することもとても危険だけど、

ただ、あの子のことをちゃんと知って、

というか、もっと本人の様子を見て、

もっと話を聞いていたら、もっともっとあの子に

よりそった保育が出来たんだろうなって、思います。

 

きっと今頃どこかの研究所に入って何か開発してるか、

最先端のものを作ってるんじゃないかと思います。

 

もともと名前を覚えるのが苦手なので、

こうして書いている子の当時の顔は浮かんでも、

名前がさっぱり出てきません。悲しいくらい出てきません。