夫婦問題を考える
辛い時にささえて欲しいと思うものだけれど
得てしてつらい時期が重なるのが夫婦にありがちな現象で、そうなるとお互いに傷つけあったり、ただでさえ辛いのに足を引っ張り合ったりすることになる。

出来れば相手のヒーローでいたかったり
相手のお姫様であることを実感したくても

そうはならない現実を思い知る。

ただ、人生なんてそんなもんで
いっぱいいっぱいの中
どうやって一緒に生きていくんだ!?
という時が本当の夫婦のはじまりのようにも思えてくる。

幸せになりたいと思って結婚する人は多いが
そもそも人生は幸せに向かって進む階段ではなく

良い事と悪いことが行きかうモザイク柄のプロセスだったりする。

喜びも哀しみも
屈辱も栄光も
苦労も怠惰も
嫉妬も復讐も
トキメキも失望も…

全てが入り混じったさまざまを
体験していくプロセスを
一緒に生きていこうというのだから

助け合えるときもある
でもただただ
一緒にいながらにして
断絶感を感じながら
耐え忍ばなければならないときも

二人とも溺れていたならば
岸辺まで
辛くても
もがいて一人でたどり着くしかないときは

助けを求めた手を振りほどかれてしまって
或いは思わず振りほどいてしまって
振りほどくならまだしも
自分で抱えきれない苦しみを
自分同様、溺れそうになっている相手にぶつけたりぶつけられたりするかもしれない

そうして失望と憎しみと後悔にさいなまれながら
独りでもがくしかない道のりを

なんとか岸辺にたどり着くことが出来たなら

それまでの全てを泣いて笑って
お互いに許すことが出来たなら
どんなにいいか

しかしまぁ
許すなんてこと
とても自分じゃできない気がするから

私は祈る

『どうか許せますように』

そういう時こそ神頼み。


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‥‥

ここからは体験談
 

精霊は
そういうお願いは案外叶えてくれることが多い

コツはお任せすること


もうお手上げであることを認めて

見えない精霊たちの手にゆだねるような気持で

お祈りしてみる

 

するとね

思いがけない出来事の連続で

いつの日か許せていたりする

愛するということは
自分の力で「する」ものではなく

お手上げの中
見えない助けがやってきて

いつのまにか

そう「なって」いたりする

その見えない助っ人を

招き入れる

『隙間』が今は必要なのかもしれません。

 

ボロボロに疲れたなら
自ら愛することを諦めて
愛したいと願って精霊に手放せば

それはきっと届けられる