夫の職場の女性からのまるで
「匂わせ」というか「挑戦状」とも
とれる年賀状でほぼ真っ黒クロスケの
夫は、怒って家を出た私を追う事もなく
自宅待機を決め込み…。




元日の夜、行くあてもなく北陸の
曇天プラス吹雪の空に走り出た私も
わりとすぐにギブアップして帰宅。



頑として認めない夫はもちろん
謝ることもなく、しばらく夫婦の間は
ギクシャクして時は過ぎるわけで。



あまりに昔の事で記憶は薄れかけてるけど、
夫がその後、その女性に


「ああいうの困るよ」


って伝えたから、と私に報告?してきた。
その言葉聞くとなんだか


「あんな事するなよ、バレるじゃん」


みたいなニュアンスになるんだけども
そこは夫の国語力のなさというか
語彙力のなさでそうなるのか?とも
考えたりするわけで、なんにしても
もう遥か昔の記憶。



夫の会社と私の会社は同じ業界であり、
夏は合同バーベキューを花火大会の下で
開催していたのですが、その年賀状騒動の
年のバーベキューに私は参加。
夫は出張で県外にいたので参加せず。
よって、私はその席で問題の女性と
対面することに。



なにか言ってやろうかとも思ったけど
その女性って本当におとなしそうな人で、
実際私が会場に着いたらすぐに



「これどうぞ!」といいながら
缶チューハイを差し出し「すみませんでした…」
と小声で伝えてきた…と思う、たしか。
その時の私の雰囲気めちゃくちゃ怖かった
はずなんですよね、体全体から💢オーラを
出してたかと笑




その女性はその職場で事務職みたいな
仕事をしていたと思うのですが、
もう1人年配の女性で
同様に事務職しているベテランの
面倒見がとてもいい方がいらして、
私はその方の事も知っていたので
その方に



「お正月にこういう事があって…」と
その年賀状の顛末を話したら、大笑いして
「ないない、絶対ない笑」と答えました。



たしかに実際問題考えてみても
ないんですよ。でもね、あの年賀状は
完全に「アウト」の内容ですよ。
誰が見ても完全に真っ黒。



なので私の中ではいつまでも「黒」だし、
いつかまた彼女に会う機会があれば
絶対に「浮気相手だったんですよね?」と
伝えると思います。なんならその親に
言ってやろうかとも思ったくらいなんで。



長くなりましたが、毎年元日に
思い出す年賀状ストーリーです。