3月の心楽の会(月例会)は3月10日(日) 13:00〜15:00に開催します | こころの臨床

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心理学は、学問的な支えも実践的身構えも、いずれも十全と言うにはほど遠い状況です。心理学の性格と限界を心に留めつつ、日本人が積み重ねてきた知恵を、新しい時代に活かせるよう皆さまとともに考えていきます。

3月の心楽の会(月例会)のご案内

 

今月は通常開催日の第1日曜は他行事との重なり(第7回公認心理師試験日でもありますが…)のため、第二日曜の3月10日に変更しての開催となります。

 

今回のテーマは「河合隼雄とは誰だったのか?」です。

 

河合隼雄は、『宗教と科学の接点』(1986)で、「宗教と科学との接点に心理療法がある」と堂々と述べた.....そんな.時代がかつてありました。

 

今回は、河合隼雄像を多様な側面から、陰影(シャドウ)も含めて、忌憚なく語り会おうとの試みです。

 

〈河合隼雄とスピリチュアリティ(「たましい」)との関係性と河合ユング心理学全盛期の時代性〉を巡る発題「河合隼雄の『心理臨床科学』とスピリチュアリティ或いは『たましい』」を叩き台として、素顔の河合隼雄を熟知されているここりんの2名の理事...河合隼雄の京都大学大学院のゼミ生だった實川幹朗先生そして、資格問題にも関わる旧来の交流を持たれた酒木保先生...に、発題への講評や事実関係の証言、また個人的な思い出を語っていただきます。

 

これらの話題を通して、公認心理師をはじめいまこれからの心理的支援実務者にとって、河合隼雄が積み上げてこられた業績とその生き様の意義を再認し、さらに河合隼雄が語り残したであろうこと、また敢えて語らなかったことの真髄に迫っていきたいと考えます。

 

ニュースレター会員の方は、会員ページから、河合隼雄年譜(当時の社会・国際情勢・重大事件等を併記したもの)がダウンロードできます。また本ブログで連載しております、河合隼雄の著作レビューを資料としてご参照いただけますと幸甚です。

 

参加費:無料

出入り自由・ビデオオンオフ任意・ハンドルネーム可

 

 

3月10日の例会スケジュール(予定)

 

13:00~13:03   主旨説明

13:03~14:00   発題「河合隼雄の「心理臨床科学」とスピリチュアリティ或いは『たましい』について」 

14:00~14:15   河合隼雄のホロスコープ

14:15~14: 35  発題への講評・話題提供(両理事から10分ずつ)

15:35~15:00   参加者とともに全体での語り合い

 

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