2017年が終わりましたね。
たくさんの方々に恵まれ、支えられた1年でした。
本当にありがとうございました。
2018年、一発目は『阿修羅城の瞳』です。
想組史上最大人数、20人を超える出演者でお送りさせていただきます。
色々と忙殺されて出演者紹介をしていなかったので簡単に。
病葉出門:中島浩志(劇団ピロシキマン)
6月公演に引き続き、またもや男性陣での主役です。
当初、邪空を神城とダブルで演じる予定だったひろしくん。
6月もそうだったのですが、今回も急な出演者変更で主役をやってもらうことになりました。
慣れない歌舞伎口調や、殺陣に真面目に真摯に取り組んで、誰もが納得する出門に仕上がったんじゃないでしょうか。
安倍邪空:神城優(想組〜こころぐみ〜)
想組最後の劇団員です。
3月には大学を卒業し、上京が決まり、福岡で最後の公演になります。
殺陣も芝居もこの短期間で目を見張るほどの成長をしてくれました。
本読み当初は漢字も読めず、イメージも掴めず、大和に散々怒られましたが、卒検や車校、残りの授業と毎日多忙な中、本当によく頑張ってくれました。
殺陣指導のアルジェネさんたちがいない日には、殺陣担当を務めるまでになり、6月も演助として助けてくれてましたが、それとは比べものにならないくらい、今回はもっと片腕として頑張っています。
闇のつばき/阿修羅王:大和零河(想組〜こころぐみ〜)
祓刀斎:中山ヨシロヲ(さくら組)
ひたすら自由でカッコイイ役者さんです。
とにかく大和が大好きでお呼びしました。
ひろしくんとも仲が良いので、二人のシーンは見物です。
安倍晴明:岡本ヒロミツ(グレコローマンスタイル)
大和とは実は20年以上の知り合いです。
稽古スタートと同時期にラジオが始まり、なかなかお稽古に来れませんでしたが、「僕出来る子だもん」を合言葉に、稽古期間の最後の最後で松本さんやいさむくんがこだわって殺陣を付けて下さるという、幸か不幸か、見せ場が増えたので頑張らざるをえないってところですので乞うご期待です!
鶴屋南北:栗野直樹(劇団ショーマンシップ)
以前、舞台を拝見して一目惚れした役者さんです。
11月いっぱいまで学校公演で毎日日本中を飛び回り、阿修羅城稽古に途中から合流したにも関わらず、セリフもイメージも完璧で、大和はいつも目をハートにして見ています。
お稽古全然関係ないですけど歩くと、物凄いイイ香りがします!
なんですか、あれは、あれがフェロモンですかね?(笑
美惨:加藤久美子
大和より年下ですけど、たぶん年上の役です。
当初、もうほんとかわいくてかわいくて。
でも細かい演出のイメージも瞬時に掴んで演じてくれるので、もっと複雑なお芝居でまた演出してみたいなと思う女優さんです。
さすが和装はとにかく美しいです!
笑死:有峰サラ
今回は演補もやってくれてます。
神城と共に大和の心の支えです。
やはり今までになく大変な現場になってしまったので、一番翻弄されてるのは彼女じゃないかしら。
殺陣の代役はほぼ神城がやりますが、セリフはサラちゃんが網羅していて。
しかも、特に男役がうまい!
いつか男役をやって欲しいと思うのでした。
桜姫:小松瑳弥香
2016年の9月公演以来の出演です。
今回、何か役職を付けてるわけじゃないですが、想組の歌舞姫作品には最多出演者なので、色々色々と大和が頼りまくっています。
役者としては、細かい芝居が特に上手になったなぁと思ってます。
桜姫は勢いな役どころなのですが、代役など色々やってくれて、演じ分けがしっかり出来るようになっていたので、本当に感心して見ています。
安倍震王/花柱多香蔵:立田直也
この人も2016年9月公演以来です。
元劇団員ですね。
ぷっつり音信不通にしてたんですけど、ひろしくんの声掛けにより、何故か出演してくれることになりました。
稽古合流初日は稽古場で大暴れで、大和の心労半端なく、ある日の稽古後には稽古場のロビーで人目憚らず大声で喧嘩したり大泣きしたり、劇団員だった時にはなかった衝突をしたら、なんか落ち着きました(笑
クリスマス前から実家のケーキ屋さん手伝いのため、早くから一人だけ稽古納めしてましたけど、大和が迷ってることや、悩んでること、気づかないことなど、そっと後ろからアドバイスくれたり、助けてくれたり、なんなら励ましてくれたり、心からここに居てくれて良かったと今では思ってます。
元々は、真ん中に立たせるために劇団員にしてたんですけどね、どうしたことでしょう、いつからこの人はコメディアンになったんですかね、おかしいな、雰囲気だけでもイケメンなはずだったんですけど、面影は何処・・・。
安倍雷王/表蔵/鬼:小山椋汰
6月に続いての出演です。
元劇団天地、かわいいかわいい我が子のように思ってる役者の一人ですね。
稽古には遅刻したり音信不通になったり、意識朦朧と動いてる時もあって、心配ばかりかけやがりますが、いつもまっすぐ、芝居してないと死んじゃう、芝居バカな彼です。
今回、立田氏がめいっぱいリードして大暴れして、若手の狩野くんがたどたどしく振り切り始めたので、小山くんが真ん中で抑えの立場にいなければならず、自由に面白いことが出来ないと、ちょっと欲求不満気味のようです。
安倍鳴王/鬼:狩野龍太郎(九州産業大学演劇部)
神城の後輩その1ですね。
あまり自分から喋らず、元々バレーボールをやっていてバリバリの体育会系で硬派って感じですが、立田氏と小山くんの中に混ぜられて、殻を破ろうともがき中です。
両名が稽古に来ない日も多く、一人で場を持たせなきゃいけなかったので、今回の稽古ではかなり心臓を鍛えられたんじゃないでしょうか。
阿餓羅/呼鉄/鬼:坂井籍曉
みんなに田中さんって呼ばれてます。
劇団天地の準劇団員みたいな人ですね。
お気に召すままで初めて見て、その後、ユニットのライブや公演を観に来てくれたり、うっすらと付き合いがあったのですが、お気に召すままの時の役のイメージが印象深くてオカマ役をお願いしてみました。
生来の生真面目さが災いして、きちっと芝居をすることが邪魔になったりすることもありましたが、立田氏の面白い動き講座で真面目に取り組んだおかげで、面白いことになってます。
殺陣も初心者でしたが、やっぱりその真面目さで必死に稽古に取り組んでくれて、阿餓羅という大役をこなしてくれています。
吽餓羅/孫太郎/鬼:だにえる
もうね、だにえるは言うことなし!
今回の座組内での大和の癒しです。
あらゆる役の代役をこなし、殺陣も色々と代役をこなし、時には本役よりいいんじゃないかしらってほどの実力を発揮してくれる、間違いがない役者です。
時々、女の子にジュースたかられてたり、みんなにシュークリームを貢いでくれたり、そこにいると周りが笑顔になる、そんな存在ですね。
火縁/鬼:梅本奈美枝(フラッシュアップ福岡)
今回、初めて役者として繋がりました。
数年前の藤家先生のワークショップで初めて出会い、鳥髑髏を東京まで一緒に行ったのがキッカケで、出演の話になり、稽古場ではたくさんプランを考え、実行し、自分で試行錯誤しながら、演出のイメージと擦り合わせしてくれ、演出的にはとてもやりやすい女優さんです。
殺陣の人ってイメージでしたが、やっぱり殺陣が出来る人は空気も読めるし、空間も読めるし、芝居心もあるし、もっとお芝居を一緒にやってみたいと思う役者さんです。
水誼/鬼:濱石唯可(九州産業大学演劇部)
神城の後輩その2ですね。
とにかく筋肉がない。
あらゆる運動のための筋肉がない。
11月までの稽古中での筋トレで少しはついたように見えるけど、12月に入って稽古場ではやってないからな、家じゃやらないだろうな(笑
でも、お芝居に大事な相手の芝居を受ける、相手に芝居を返す、感情を繋げるってとこは感性なのかある程度出来るのです。
やはり、それを具現化するための筋肉が必要ってことですね。
まだまだ若いので、これからの成長が楽しみです。
樹真/鬼:根岸美利(非・売れ線系ビーナス)
稽古期間中に急に所属が決まりました。
なのでチラシには所属名が載っておりませんでした。
彼女も大学卒業組。
6月に引き続いての出演です。
今回は既に稽古が始まっていた時期に、とにかく出演したいと、自分で応募してきてくれました。
卒業しても福岡でお芝居をやるようですので、これからの成長が楽しみですね。
安倍大黒:大神ヨシロウ(劇団クモノス)
出会いは博多座公演の稽古場でした。
彼はいつも背中にゴムバンドを付けて、ランニングマンの練習をしていました。
そして劇団天地の三銃士に殺陣要員で出演していました。
若いと思っていたら、立田氏と同年代。
最近、新しく劇団に所属し、稽古にほとんど来れなくなったので、出演場面は少ないですが、せっかく先生方に付けてもらった殺陣です、大事に演じてくれたらなと思ってます。
安倍毘沙門/鬼:川﨑拓真(九州産業大学演劇部)
神城の同級生です。
悪い奴ではないですが、よく大和に怒られてます。
大和が怒りを通り越した時には久美ちゃんが代わりに怒ってました(笑
この子も愛すべきバカの一人ですね(笑
谷地/鬼:庄司舞世
今回の最年少です。
高校生です、JKです。
顔合わせでお母様とお会いし、また、差し入れを持って来てくださったりでお話ししましたが、とにかく綺麗で若いお母様!
大和と同年代なので、とうとうリアルに我が子な年齢の子が座組に来たなぁと、最初の印象はそんな衝撃(笑
まっすぐで熱く、一生懸命に頑張る子です。
殺陣ワークショップも皆勤で、めきめきと上達しました。
受験と並行してどうなることかと思いましたが、無事に合格したので、思う存分、お稽古に費やした冬ですね。
鬼/座員:森脇佑里(アートユニット豆小僧◎)
殺陣をやりたいということで応募して来てくれました。
大和は役者としてもスタッフとしても関わったことがなかったのですが、少ない出番でも一生懸命稽古に通ってくれて、お芝居が好きなんだろうなぁって印象です。
と、年を越す前に書いていたんですけどね。
2時間以上かかってこの時間です(笑
今年もよろしくお願いします。
あ、まずは「阿修羅城の瞳」ご来場お待ちしています!
<チケット>
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