10月に入りました。
だんだんと冷え込んできましたね。
昔、この季節になると、農民のみなは冬に備えて、食べ物を大事に保管していたということです。
お米が収穫されたときは神に感謝の祭りを捧げるのも、この冬を無事に乗り越えるのも神々のお陰と心から喜ぶのです。
私たちはだんだん、豊かになった生活から何故かアナログになっていくのも、
神が「生かされている喜びをもう一度味わいなさい」とおっしゃっているような気がしてなりません。
豊かな生活になったのも私たちの責任です。
生活は豊かになったけれども、その代り、「食べ物に対する感謝」が欠けてしまったことです。
人間は欲ばかり得ているとろくなことはありません。
汗を流して、魚を捕り、農物を得る。
その経験を通じて、私たちは「生かされていること」に感謝するようになる。
その簡単なことが重要なのです。
神が与えてくれた経験、受け入れることです。
祈・マリンカ