みなさん、今日も輝いていますか?

 

毎日暑すぎます。水分栄養しっかり補充してくださいね。

 

さて、全次回の続きです。

 

性力信仰自体は、観念的な物ですでしが、実際につくられたシャクティを伴う神像には相当エロティックなものもあり、やがて宗教儀礼にも性的要素にも性的要素が濃厚になっていったことを推測させます。極端な場合、祭儀の中に性行為をとりいれていたことが、残されている経典からうかがえるのです。性力信仰は紀元6世紀ごろから興隆し、信仰世界に大きな勢力を占めるようになりました。

その中心となったのは、シヴァ神妃崇拝ですが、一時はインドの宗教界全体を巻き込み、仏教でも性的行法認める左道密教が生まれました。チベット仏教のいわゆる歓喜仏の成立もこの事を抜きにしてはかんがえられません。

日本に伝わった仏教経典にも、有名な「理趣教」のように性的快楽を積極的に認めているものもありますが、それが一般化する事は、真言立川流のような例がいを除けばありませんでした。

性力信仰の影響をうけた時期の経典が日本にほとんど伝わらなかった理由のひとつは、何よりも漢訳する中国の僧たちが受け入れ難勝ったからでしょう。

女神崇拝に対して伝統的宗教勢力から抵抗があったことは、シヴァのけん族の長でありながらパールヴァティを礼拝しようとせず、アルダーナーリーシュヴァラにょう礼(神仏の像の周囲を右回りに回る礼拝法)をおこなうときは、蜂に化けて身体の中を通り抜け、へそからでてきた(つまりシヴァの周囲だけを回ったわけです)ヴリンギの逸話からも明らかですが、この時期に女神信仰は完全に定着しました。

今日、ヒンドゥ-教はシヴァ信仰、ヴィシュヌ信仰、女神信仰の三つに大きく分かれていると言ってよく、事実上新たな三神一体(トリムールティ)を形成しています。ここではその中から代表的な6女神を取り上げて解説していきましょう。

 

 

クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

 

 

★インド占星術・鑑定(対面)

https://ameblo.jp/cocoro287/entry-12371288429.html

 

★インド占星術・鑑定(郵送)

https://ameblo.jp/cocoro287/entry-12298380980.html

 

★インド占星術・基礎講座

https://ameblo.jp/cocoro287/entry-12372056058.h