例年よりとても早く桜が開花した2023年の春。
「ぱんだ組へようこそ!これから一年間よろしくね!」
そう挨拶しながら受け入れてから季節は巡り、2024年の春。今度はみんなを送り出す春です。
一年て本当にあっという間だなぁ。
修了日直前の教室。みんなと楽しいことがしたいと思い、考えたのがクッキング。
お家でもMyエプロンでお手伝いをしている子どもたち。
おいしくなぁ~れ♪で何ができるかな!?
出来上がったのは、ホカホカのホットケーキ
ここからさらに魔法をかけるよ。
「お誕生日みたい!!」
ロウソクを吹き消していただきます♡
大きくお口を開けて頬張る姿が本当に可愛い
成長と共にできることだって増えていくし、お母さんの右腕となる日も遠くはない!?
作るだけじゃなく、家族のお箸を並べたり下げたりすることだって立派なお手伝い。
小さなことからでかまわないからチャレンジしてみてね。
そして、何よりもお母さん自身に余裕があるときに。きっとこれが大事だと思う(笑)
今年のぱんだ組はお天気に恵まれました。
雨女傾向の私は、ここぞという所で微妙なお天気になりがち…でも、今年はイベントも晴れたしたくさんお散歩に出かけられました。
一学期から通って来た南町公園。
最終日だってもちろん行きますよ!!
行き慣れた場所だからこそ、各々お気に入りの場所、やりたことがあります。
丘の上からコロコロ転がったり
思い切り坂道を走り抜けたり
落ち葉を両手いっぱいに持てば恒例の…
先生への落ち葉シャワー!
帽子の隙間にたくさんの落ち葉が挟まったまま部屋に戻って帽子を脱いだ瞬間、お分かりだと思うのですが…床が落ち葉だらけ。
毎回同じ失敗をしておりました
木の根っこにまたがって電車ごっこ。
どんぐりや松ぼっくりを拾えば
大きなケーキの完成
お歌をうたって「ぱんだ組さんおめでとう!」
一人遊びの時間も楽しみつつ、こうして一緒に一つのことを楽しめる時間もできたんだなぁ。
どの場所で遊んでいてもみんなが楽しんでいるのが伝わるな♪
みんなとする遊びの一つ一つに、今までの時間が走馬灯のように頭を駆け抜け、感慨深くなります。
おやつも丘の上でいただきました。
見晴らしもよくて、いつものおやつタイムがHappyになったね♪
最初は保育園からカートを借りていたお散歩。
お散歩ひもでぱんだ列車に乗って出発進行!
そして今は、先生やお友だちと手をつないで向かいます。
「あのね、○○ちゃんね…」
「じーじ、ばぁばとお出かけしたの」
「あっ!清掃車ー!タクシーも来たー!」
「わんちゃんいるよ。バイバーイ♪」
「見て―!みかん!!」
こちらも「うんうん。そうなんだね。嬉しかったね。」と聞き手に回ることもしばしば
会話が途切れることなく、次々と言葉が出てきます。伝えたいことをたくさん話してくれる姿に心も目頭も緩みます
一人のお友だちがいつも歌っていた『どんな色が好き?』
お散歩最後の日は、7人のお友だちに好きな色を聞いて順に歌っていきました。
虹が好きというお友だちには虹色!って歌ったなぁ。あっ!人数も虹色と同じ7だ
一人のお友だちの「好き」がクラスみんなの「好き♡」になるって嬉しいな。
子どもたちの歌声を聞きながら胸がいっぱいになりました。
最後はお母さんと一緒に修了式です。
ぱんだ組で過ごした一年間を振り返ります。
「お母さん、ありがとう」
内緒でプレゼントも作ってたんだよ♡
ぱんだ組・全員元気に修了です。
私の急な変更やお願いもしっかり答えてフォローしてくれる周りの先生たち。
いつも私と一緒に飛んで跳ねて走って思いきり遊んでくれる子どもたち。
そして、子どもたちの体調に気をかけ元気な姿でココロへ子どもたちを送り出してくれるお母さんたち。
みんなのおかげで過ごせた一年間。
本当にありがとうございました。
今年度の目標
『あたりまえをめいっぱいに楽しむ』
可愛い声が聞けることも、手を繋いで歩けることも、みんなが揃って過ごせることも、ぜーんぶが奇跡で幸せなこと。だから、めちゃくちゃ楽しもう!と決めました。
涙するお友だち、緊張が伝わるお友だち、笑顔で楽しむお友だち。
様々な姿が入り混じりながら、始まったぱんだ組。回を重ね、一人ひとりが自分らしい姿で過ごしてくれるようになりました。
「ゆりせんせいー」と抱きついてくれたり、言葉で直接「大好き!」と伝えてくれたり、私が振り向くまでひたすら名前を呼び続けてくれたり(笑)
ここにいると、自分という存在が生かされていることを実感します。
それは、生きていてよかったと思える瞬間。大げさな話ではありません。
「お母さん」をしていると幸せや喜びがたくさんあります。それは本当。
でも、毎日だと嬉しい瞬間に対して鈍感になっていく。
「お母さん」も、「家族」がいることも、「生きていること」だって、みんな当たり前のことになっていく。
お腹で生命を育み、必死に産んで、その命を育てる尊いことをしているのに。
その感覚は、お母さんだけではなく家族みんなが同じだと思うのです。
居ることが当たり前だから、ありがとうやごめんなさいが素直に出せなくなってしまう。
「いつもありがとう」「その優しさが嬉しいよ」「あなたのおかげだよ」って、家族じゃなくても誰かに自分を認めてもらう言葉をかけてもらうだけで、母として、妻として、何より一人の人間として頑張れる。
ココロの対象年齢はマタニティさんから幼稚園入園前の親子です。
それは、初めて子育てをスタートさせる親子が集う場所だということ。
理想の子育てと現実の板挟みで楽しい時よりも不安や心配ごとが上回ることもあるよね。
いつも十分頑張っているよ!子どもたちはそれぞれのやり方で伸びているから、一緒に見守っていこう!
そうやって毎日毎日頑張っているお母さんを少しでも支えられる場所でありたいな。
子どもも、お母さんも、そして働く私たちも、みんなで共に成長できる場所でありたいな。
改めていつも思わせてくれるのがぱんだ組です。
お母さん、みんないい表情をされています
これからまだまだ続く子育てにはいろいろなことが待っているけど、あなたはそのままで、あなたらしさを信じてお子さんと向き合って進んでいこう!きっと大丈夫!!
でも、ちょこっと愚痴りたくなったら、話をきいてほしくなったら、いつでも帰ってきてね。
だって、ココロはお母さんたちにとって子育てのふるさと「ただいま」「おかえり~」の会話で始まろう。
最後になりましたが、ココロの運営にご理解とご協力をいただいたお家の皆さま。
ブログを通して見守ってくれていたおじいちゃま、おばあちゃま。
長い間ココロを支えていただき本当にありがとうございました。
これから迎える春が皆さまにとって、幸多き日々となることを願っております。
みんなのこころのねっこが太く強くなりますように。
そして…
あなたらしく ありのままで すくすくと おおきくなぁれ
ココロ
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