【色の概念とは違う事を発見する】
いつから私達は、物の概念が固まってしまうんだろう。。
こどもの頃は、とても柔軟で自由であったはずなのに。
そう。すでに子どもたちも、概念が固まりつつある事について、多少の焦りがある。
それはどういう事か?
例えば
空は青い?
土は茶色い?
肌は何色?
いつの間にか、ふつうこんな色って、色々な物への概念が固まっていく。
もったいないな。
だって、この世界には無数の、無限の色彩が存在していて、それを感じ取る事ができる。
だから、学校の授業ではなかなか教えてくれない正解のない世界をあたしは担当したい。
そう感じたならそれが答えだよ。って、あたしは子どもたちに言い続ける。
さて。
前日スーパーのトマト売り場で、面白いミニトマトを発見!
これは、見事!
教材として使わねば‼️
そんな訳で、この日のワーク決定!
『赤〜それから、黄色もあるかな。。』
そしてトマト登場
『ムラサキ?』
『これ、食べられない緑入ってるわー。』
『茶色にみどりのもあるぅ』
あたし
『ねー。ぜーんぶ食べられるトマトだって。黄緑のは赤くなる前のトマトじゃなくて、黄緑で食べられるトマトなんだって。トマト売り場に甘いって書いてあったよ〜。色んなトマト。何色か、探してみようか!』
早く食べてみたい〜とワクワクしながら、観察して、色をつくって描いてみることにしました。
お皿は、スポンジで、ペタペタ。
赤の様で、赤じゃない。
黄色の様で黄色じゃない。
絵の具のチューブから、黄緑を出しでも、本当につけたい黄緑は、この色じゃないよねー。
少しだけくすませた方が近かったり。。
トマトに白く光が当たっている発見をしたりもした。
それぞれ、見えたまま描きたい様に描きました。
できたよー
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・
そして、いよいよ、お待ちかね。
味覚や食感で、感じる時間。
一番甘くて美味しかったのは、全員一致で、小さな蜜柑色のトマト。
みどり色のトマトは、以外にふつうに美味しくびっくり!
恐竜の卵の様な茶色い緑の縞模様のトマトは、みんなワクワクしたけど、残念ながら不評でした。
まぁ、肉厚な感じだったからかな。もっとジューシーなのが、好きだね。
最後にはみんなの前で、イメージと味について感じた事感想を発表して、色の概念と味のイメージまで、しっかりと体験できた本日のおうちワークでした。