8月29日(土)~30日(日)
例年なら生徒諸君が夏休みの宿題の追い込みに忙しい週末。
今年は既に学校が始まっているのでちょっと変わった感じなんでしょうね。
まだまだ暑い大阪の街、伸びボウズは帽子を被って颯爽と最後の外泊ということで家に帰りました。
体調はほぼ変わらず。
体が薬に慣れてしまったのか?
初発の4コース目より断然、楽チンです
この週末は2日間でどれだけ血球が回復するかがカギです。
ただ、前のブログに書いたとおり、そんなに心配はしていません。
とにかく、家でゆっくりと過ごした2日間でした。
昼寝も含めて結構寝ましたし、美味しいものをたくさん食べた週末でした
そして、チビ達をどこへも連れて行ってやれなかったので、夏の思い出作りとして、土曜の夜に手持ち花火をしました。
あんまりいい写真が取れなかったのが残念。
この週末のニュースと言えば、やはり、池江璃花子選手のレース復帰ではないでしょうか。
恐らく、沢山の白血病患者とその家族が勇気づけられたと思います。
競泳経験者によると、50m自由形で自己ベストとの差である2秒というタイム差は相当なものらしいので、すぐに世界のトップアスリートに返り咲き、オリンピックで金メダルを、というのは酷な話のようです。
それでも、自らに課した目標をクリアしたこと、インカレに出たくても出れない選手が沢山いるであろうことを想像すると、驚嘆せざるを得ません。
抗がん剤治療や造血幹細胞移植の辛さを知る患者や家族なら尚更です。
大体、無菌室から出た直後は階段を1階分上がるだけで自分の筋力の衰えを実感するのが、”白血病患者あるある”でしょうから
世界のトップアスリートにまた返り咲いて欲しいけれど、仮にそこまで行かなくても、彼女のレースに出る姿は沢山の人を勇気づけると思います。
しっかりと、無理なく自分のペースでこれからも頑張って欲しい。
最近、長らく放置していたTwitterを白血病繋がりのツールとして再び使い始めたんですが、事実、かなりの反響があったように思います。
※余談ですが、Twitterでも沢山の方が白血病の情報発信をされてることに気づきました
これからも池江選手を応援していきたいと思います
池江選手にも勇気と元気をもらいつつ、再寛解導入療法から続く地固め療法の最終週に臨みます。
これが終われば一旦、アムノレイクの内服も含めて投薬終了。
最終日のマルクの結果を待つ日々になります。
仮に地固め療法をもう1コースやる場合、休薬期間は3週間です。
不安と期待が混じる日々になりますが、この不自由な生活から一時的に解放されるのは間違いないので、しっかりと計画を立てて出来るだけ密度の濃い日々を過ごしたいなと思った週末でした。
あ、とりあえず散髪の予約は完了しています
いつもそうですが、楽しい時間はあっという間に過ぎ去るものです
病院に戻る時間になって、妻が「とーちゃん、病院に行くからバイバイしようね」と言ったら、長女ココが「とーちゃんダメー!」といって脚にしがみついてきました。
それを見た次女リサも面白がってしがみついてきました。
それがこちら。
早めにお風呂入る作戦を決行したので、二人ともパジャマで恐縮です
二人ともおりこうさんにしてたらとーちゃんまた帰ってくるよ~と伝えて、いざ出発。
突然の豪雨がやんだ雨上がりの街をとーちゃんは颯爽と病院へ戻っていきました
退院が見えてますからね、ペダルは気持ち軽く感じました。
何事もなく、一週間を過ごすことが目標です。
それでは、今日も皆様が健やかでありますように!