さて「不安障害の体験談①」のつづきですが。



不安障害と診断されたあと、自分で大きな前身だと思えた事は『不安障害である事、少なくとも自分は大きなストレスを抱えているのだ』と言う事を認め、覚悟を決める事、です。


それまでの私は心の中で「体調不良が精神的な原因であるはずが無い」と思っていました。【不安障害=Anxiety Disorder】は鬱病に比べそれまで耳にした事がなかったのも理由の一つにあったと思います。



「もしかしたら体調不良の原因は他にあるのかもしれない。でも、大きな不安な気持ちを抱えそれは日々大きく膨らんでいる。このままでは不安に自分自身が飲み込まれてしまう。」



そう思って抗不安薬を服用する覚悟も決めました。カウンセリングも始まりまずは【不安障害】と言うものについて知る事、から始めました。


当時、「自分と同じ様な症状で苦しむ方の役に立てば」と思い書いた記事が色々あります。


いくつかリンクはりますので宜しければ参考になさって下さい。

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不安障害克服にあたって、パニック障害の様な症状はどうしても起きるのか、メカニズムを知る事はとても役に経ちました。


日本に居たら色々本を図書館で借りて読む事もできると思うので是非。


ただ、症状があまり安定していない時にパニック障害の人の体験描写等を読むのはしんどい時も有るので要注意です。


参考迄に私が読んでわかりやすかった本を紹介しますね。私は症状がだいぶ落ちてから日本帰国時に図書館で借りて沢山読んだのですが『もっと早くに読みたかった』と思った本が沢山有ります。


ここで紹介する本は殆ど図書館で借りて読む事ができると思います。

上矢印マンガの様にイラストでスラスラ読めるので本を読む気力が無いぐらい体調悪い時でも読めると思います。



上矢印図書館で借りましたが実際に購入しようかな、と思ったぐらい為になった。




上矢印タイトルがちょと損してる感あるけれど、内容は良かったです。




不安の病不安の病
1,620円
Amazon

上矢印森田療法について学ぶ事ができます。


上矢印もっと早くに出会いたかった、と思った一冊。とても役に立ちました。図書館ではなく、実際に購入した本です。




不安障害や鬱病等の症状に悩んで休職・退職をした場合、治療は受けたいけど出費が気になる、もしくは出費がストレスになる、って言う事が多いと思うます。

そんな時は図書館や地域のサポートを利用して下さい。


私は海外に住んでいるので日本語の情報をネットで調べていたとき『鬱病治します〇〇万円』とか『この続きを詳しく知りたい方は購読〇万円』と言ったような人の足元を見ているとしか言えないような悪徳ビジネスを沢山目にしました。


藁にもすがる思いで試行錯誤している私達からお金を巻き上げようと謂うのか、とがっかりしたのを覚えています。


皆さんも気をつけて。
本当に助けてくれる人は、無償で手を差し伸べてくれるから。




=つづく=