先日観てきたフランス映画。

 

オークション 

盗まれたエゴン・シーレ

 

 

ナチスドイツに略奪され、長く行方不明になっていたエゴン・シーレの名画「ひまわり」が民家で発見されたという実話がベース。

 

その「ひまわり」を巡るアートビジネスやオークションの世界と、個性強めの登場人物の内面や関係性(ここはフィクション)が描かれた人間ドラマでした。

 

エゴン・シーレ
1890年~1918年

ウィーンで活躍した夭折の天才画家

 

自画像 

 

2019年「ウィーン・モダン」展

でもらった特製うちわ


絵画「ひまわり」と言えば、ゴッホ。

シーレもゴッホの影響を受けて描いたようですが、色褪せたような鈍い独自の色彩表現。

悲観的?な色使いの
枯れゆく「ひまわり」は、映画で「黒いひまわり」と呼ばれていました。



ふと思い立ち、色の測定分析サイトで、黒と黄色の「ひまわり」を一部分を切り取った画像で比べてみました。指差し

 

■シーレ

 

ゴッホ

 

不穏な雰囲気のシーレの黒いひまわりも、

鮮烈な印象のゴッホの黄色いひまわりも、

概ね橙系の茶色っぽい!?あんぐり

 

 

 

ゴッホの「ひまわり」の花弁に使われた絵具の「クロム・イエロー」は、紫外線の影響で黒ずんでしまったことが近年の調査で明らかになったそう。

 

 

色再現はこちらの書籍の値参照↓

366日 ヨーロッパの伝統色図鑑

 

どちらも強烈な個性と世界観で、抜群の存在感を放つ「ひまわり」ですね!

 


映画は、貧困、差別、嘘、欲などが絡みながらも 話は淡々と進むのですが、個人的には もっとシーレや「ひまわり」に焦点が当たっていたらよかったかな…。

 

台詞や会話の妙?の解釈を委ねられる感じは、フランス映画っぽくて楽しめました。

 

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